世界はアフロの様に



男「もう、何もかも。



どうでもいぃ。



皆。死んじゃった。



お父さんもお母さんも。



お兄ちゃんも妹も。



おじいちゃんやおばあちゃんだって。



友達だって、死んじゃった!



皆皆、死んじゃったんだ!!!



帰る家も、なくなっちゃった笑



どうして。



どうして僕だけ、生き残ったんだ!



どうして僕なんかが!!!



一番。生きてても仕方がない、僕が!!



そうだ、、。



今から。行くよ、?



僕も。皆の所へ、行く。」



「チッチッチ。



ノンノン!ベイビー。



そんな事をしても。



みなは喜ばないぜっ?」



男「邪魔しないでよぉ!



放って置いてよ!!」



「ベイビー。世界は自由だ。



自分自身の悲しみだけに囚われてはいけない。



世界は広い。



顔を上げて、前を向いてごらん。



なくなったモノはかえっては来ない。



けれど、まだ"そこ"にあるモノまで、



その全てを。無くして、しまうのかい??」



男「ぇっ、、??」



「ここだよっ。」



男「心臓、??」



「"heart"さ。



一緒に過ごした時間。



沢山の思い出や記憶を。



全て。何もかもを。



無かった事に、するのかい??」



男「はっ、!!



、、嫌だ。



皆との楽しい思い出を、



皆を、無くしたくない!!」



「強い子だ。



カモォン!ミュージック!!」



男「ぇっ?」



♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪



「イェア!カモォン!!



アン!イェエ!オン!」



男「イエ!カモン!」




僕は、皆のお墓を立てた。



大切なこの思い出を。



僕は、大切にして生きたい。













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