機体解説コーナー
機体解説 サンセット・スワン
https://kakuyomu.jp/users/yuki0512/news/16818093082587534966
・型式番号 【CTMB-HR-A.F-11】
・機体名 【Sunset Swan】
・世代 【第5世代】
・戦術レベル 【B+】
・頭頂高 【16.0m】
・本体重量 【75520】 ←単位はまだ考えていない
・分類 【重量級趾行型アセラント】
・外見の特徴
スレンダーな体型をしており、背中には翼のようなブースターユニットを有する。
脚部が獣や鳥の骨格「趾行」になっている。
装甲色はピュアホワイト。センサー類は主にエメラルドグリーンに発光。
・武装構成
デフォルト:肩部 マイクロミサイル・ベイ
デフォルト:翼部 多目的プラズマ発生装置
標準装備:専用アサルトライフル
標準装備:専用レールガン
耐久力 ★★(+☆☆☆)……プラズマフィールドによる底上げ
機動力 ★★★★☆
身軽さ ★★★
攻撃力 ★★★★
射撃精度 ★★★★
格闘適正 ★★★★
統一連合軍の要請でがCTMBが開発した試作アセラント。
開発主任であるドクター・ボロフスキーは、要請を受ける前からエンシスを動力源とするアセラント「フォーキンシリーズ」を独自研究しており、本機は数々の失敗と発見を経て辿り着いた11号にあたる。
エンシスジェネレーターとは本来、星系間航行の為に開発された品であり、核融合炉をも凌ぐ莫大なエネルギーを半永久的に生み出す。
これを搭載した本機は必然的にエネルギー切れという概念を持たないため、燃費など度外視し、ただひたすらに高性能を追及した設計となっている。
・頭部
ワイドレンジカメラをはじめ、優秀なレーダー・センサー・通信機器類が内蔵されている。
空気抵抗を軽減する為の鋭い形状は、鳥の嘴のようにも見える。
・胴部
こちらも空気抵抗を軽減する為、鋭いながらも流れるようなフォルムを持つ。
また、人間の脊椎に倣った内部フレームを持ち、腰も柔軟に可動する。
腹には機体の脳たるコックピット、背中側には最重要部品たるジェネレーターが収まっている。
・コックピット
パイロットの神経を機体の電気信号と連動させる【神経操縦システム】の核。
レバーやボタンに頼らず、緻密かつ素早い動きを可能とする。
また、コックピット内の壁がそのままモニターになっているのではなく、パイロットが着用するヘルメットを通して、本人の網膜に必要な情報を投影する。
・ジェネレーター
エンシスジェネレーターの性質は前述した通りだが、
それだけでなく、同時に推進剤を生成する事ができる。流石に供給より消耗の方が速いものの、本機の戦闘継続時間は極めて長い。(短期決戦を基本とするアセラントにとっては不要?)
・腕部
腕部は攻撃の要となるだけあって、特に精巧。
他の部位よりも一層軽量化されている為、レスポンスが良い。
射撃精度・射撃反動耐性・格闘武器適正……どれを取っても一級品であり、これら全てを高いレベルで共立させている機体はそう居ない。
・脚部
鳥や獣の脚と同じ構造「趾行」は、通常二脚型を遥かに凌ぐ跳躍力を誇る。
華麗なステップで相手を翻弄するのは勿論、
空中戦への速やかな移行や、滑らかな着陸にも一役買っている。
・装甲
第一の装甲はプラズマフィールド……周辺空気に超高熱を纏わせて生成するバリアである。迫り来る実弾は焼き切り、レーザー等も反発して寄せ付けない。
第二の装甲がいわゆる「装甲」なのだが、防御力はプラズマフィールドで十分確保できているので、こちらはできるだけの軽量化に努めている。
とは言え、プラズマフィールドの熱で自滅しないよう徹底的なまでの防熱処理が施されており、併せて冷却装置も充実している。
・ブースター
これだけ多機能な機体ともなると重量が
背中の巨大なウイングブースターを初め、高出力ブースターが全身各所に設けられており、単独で亜音速飛行が可能。
空気抵抗の少ない形状・趾行の跳躍力も合わさる事で、軽量機並みの機動力を保っているのだ。
・武装
本機は汎用性も高いので、大抵の武装は使いこなせるのだが、
自機の攻撃がプラズマフィールドで消失する事が無いよう、弾丸に特殊なコーティングを施す、或いは攻撃中だけプラズマフィールドを解除する必要がある。
また、そのプラズマフィールドを発生させているのはウイングブースターに併設されたプラズマ発生装置であり、二門のプラズマキャノンにも変形する。
ジェネレーター直結回路を用いるこのプラズマキャノンこそが、本機最高威力火器となっている。
プラズマ発生装置にはフィールド・キャノンの他にもう一つ機能があるのだが……それはストーリーが進んでからのお楽しみ。
・弱点
戦闘面での弱点はほぼ無い。
強いて言えば、背部武装がウイングブースターで固定されており、自由に搭載できる武装の枠が少ない事だろうか。(両手・両肩のみ)
問題は性能を存分に発揮する為の準備にある。
まず、このハイテクノロジーの塊を整備する環境と資材、人材が確保できるか。アセラントの中でも異端である本機は、専用の部品だらけ。市場に出回っているような部品は使えないうえ、CTMB独自の技術に対する深い理解が要求される。
次に、パイロットの厳しい制限。神経操縦システムの都合、この機体を動かすにはパイロットもまた趾行の姿をしていなくてはならない。その他にも特殊な改造手術を大量に受け、適合して初めてパイロットの資格を得る事ができるのだ。
・まとめ
優れた飛行性能と跳躍力で相手を翻弄しつつ、どんな武装も使い熟して戦う。
また、シールドユニットの存在によって攻守どちらに回っても隙が無い。
問題点は全てエンシスジェネレーターの特性で踏み倒している、まさに万能の機体。
これはボロフスキーなりの「ぼくがかんがえたさいきょうのアセラント」なのだろう。
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