語注・補足
――語注――
・作中の用語
※ドナート:人類が地球から移住した先の惑星。地球と比べてもかなり広大。
※エンシス:ドナートで確認された、核物質以上のエネルギーを秘めている特殊な物質。
※統一連合政府:この世界最大の組織。世界平和の為に、国家という枠組みを取り払って全民族が一丸となる事を目標としている。
※中央技術管理局/CTMB:統一連合政府が抱える組織の一つ。表舞台にはあまり現れない。
兵器類に関するずば抜けた技術力を持っている他、エンシスについての情報を管理・独占している。
※テレストリス:統一連合政府への反抗する独立国。資源採掘地域の大部分を押さえ、統一連合軍相手に善戦している。
※ワーカー:6メートル程の人型ロボット重機の総称。ドナート開発時代、テラフォーミング及び土建作業を急ピッチで行う為に、「人体のスケールアップ」を目指して設計された。二足歩行もとい人型は地形適応能力・汎用性・精密動作性に優れる。
※プロエリウス:30メートル近い人型ロボット兵器。陸上での基本戦力となったワーカーを圧倒するべく、こちらは最初から兵器として開発された。一般的に、複数のパイロットで制御する。
※アセラント:15メートル程の人型ロボット兵器。保有するのは実質的にテレストリス軍のみ。プロエリウスより小さいが、最新技術・希少資源の結晶である。
神経操縦システムを採用し、前述の2者を大きく上回る機動力・反応速度を獲得。
単機としての性能を追求し、敵の前線を突破する作戦に重宝される。
※フォーキンシリーズ:CTMBが極秘開発したアセラントの一種。テレストリス軍のアセラントを打倒すべく生まれた。最大の違いは動力源にあり、エンシスを用いたそれは無尽蔵に出鱈目なエネルギーをもたらす。
ただし、このパイロットというのは非人道的な手術と実験により用意されている。
・一般用語
1話対応
※ラジエーター:冷却放熱器。
※シミュレーション:コンピューターなどの仮想上で行う訓練。
※マニピュレーター:機械の手や指のこと。
※ブースター:推進装置。ロケットなどに付いていて、火を吹かすノズルのこと。
ブースト:上記の推進装置を使う動作。
※ジェネレーター:発電機、動力源。エンジンみたいなもの。
※タービン:流体が持つエネルギーを動力に変換する原動機。
※ハンガーデッキ:兵器類を格納しつつ、整備を行う特殊な倉庫のような空間。
※シーケンス:機器を自動制御する際の、あらかじめ設定しておくプログラム。
※ブラストディフレクター:ブースターが噴射する風や熱を遮断する為の防護板。
※シリンダー:エンジン部品の一つ。
※カタパルト:射出装置である発進台。こちらも現実では戦闘機まわりの物。
※スタビライザー:空中での姿勢安定装置。航空機の翼に近い。
※G:加速度の単位。物体が速度変化する際に働く力の大きさを示している。
ここでは、乗り物で高速移動した際に乗っている人が受ける負荷だと思えば良い。
2話対応
※レールガン:電磁気力で弾丸を投射する銃。リニアモーターカーに似た原理。
※アサルトライフル:自動小銃の一種。さほど特別な武器ではないが、取り回しと連射性能に優れる。
※スロットル:車で言うアクセル。
フルスロットル:アクセル全開みたいな意味。
※プラズマキャノン:物質は固体・液体・気体の他に、膨大なエネルギーを得てプラズマという形態を取ることがある。それを熱線として発射するビーム砲のようなもの。
3話対応
※ガトリング砲:円形に並べた複数の銃身を回転させながら、それぞれを順番に放つ銃火器。給弾・装填・発射・排莢のサイクルを繰り返し、驚異的な連射性能を誇る。
※コックピット:操縦席、操縦室。
※ハッチ:出入り口となる蓋のようなもの。
5話対応
※ジャミング:電波妨害。それを引き起こすもの。
※グレネード砲:擲弾発射器。要するに、大型の爆弾を撃つ大砲。
※スナイパーライフル:狙撃銃。遠距離からの精密射撃を得意とする。
※ショットガン:散弾銃。発射すると多数の弾が拡散し、近距離の制圧に向く。
――補足――
・戦術レベルについて
兵器の脅威度を段階的に格付けしたもの。
F:戦車・ヘリなど
E:航空機・ワーカーなど
D:大型艦艇・プロエリウスなど
C:アセラントなど
B:上級アセラントなど(11号機はB+くらいかな?)
A:要塞・衛星級の兵器など
S:大量破壊兵器、もしくはそれに匹敵するもの
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