第33話 新スキルをちょー獲得!
朝とは違って、からかいがいのある門番だ。
「ん?今日は遅かったな。冒険者になったんだろ?冒険、楽しんできたのか?」
「俺が時間を取りすぎて、今日の冒険を明日に移してもらったんだよ」
「あんまり迷惑かけんなよ」
「明日はちゃんとするよ。あんたも居眠りして迷惑かけないようにしろよ」
「だから俺は居眠りなんかしねぇよ!ほら、早く書類出せよ!」
「えー、なんか破りそうでイヤだな」
「するわけないだろ!」
「冗談に本気になるなよ。大人げないなぁ」
「お、お前が!…いや反応するだけ無駄だな。書類は返すよ」
「じゃ、また明日〜」
「明日も来るのか…」
肩を下ろして何か呟いてるが無視だ無視。
それよりも新しいスキルを作りたい。まだまだ今持ってるスキルの検証も完全には終わってないのに……でも好奇心には勝てないよね。
すぐに自分の部屋に戻って、『異界』に入る。
やはりこの異界の空は凄い。満天の星空だ。
……あれ?変わってるよな。スキル『正解』が変わってると伝えてくれている。スキル『瞬間記憶』のお陰で違和感に気づけた。
でもなんでだろう?この異界は俺がスキルを使うまでは地面のようなものがあっただけだから……あれ?俺『星海』のスキルの発動切ったっけ?ストップで。これでもう変わらないだろう。たぶん。それよりも…。
「スキルオーブは持って念じるだけだったな」
このスキルオーブを使う!
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Human Level 1
job『学生』
HP 35/35 MP 15/30
STM 5 STR 7 SPE 6 PRO 4 MSTR 17 MPRO 12 LAC 4
STP 0
SKILL
『偽装』AP 『記録』P『せいかい』AP
『正解』AP 『胃』P 『記憶』P 『聖歌』PA 『成果』P 『生成』P 『
『や』AP
USKILL
『瞬間記憶』AP 『
『青海』A 『星海』A 『聖界』A 『星界』A 『世界』AP 『異界』AP 『快晴』 A『海星』A『回生』PA 『聖火』A 『
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「よしよし。しっかり獲得してるな。これで選択肢が大幅に広がったぞ。まずは安全そうなやつから、『き』と『生成』で『木生成』を。他は…『ぬ』と『の』と『生成』で『布生成』を」
『スキル『組換』が発動しました。スキル『木生成』になりました。スキル『瞬間記憶』が発動します。スキル『木生成』が記憶されました。なおスキル『き』『生成』はそのまま残ります。』
『スキル『組換』が発動しました。スキル『布生成』になりました。スキル『瞬間記憶』が発動します。スキル『布生成』が記憶されました。なおスキル『ぬ』『の』『生成』はそのまま残ります。』
よしよしよし!造語でも作れることは知っていたがあったら便利になりそうなスキルを作れた。特に『布生成』!これで異界の中で、土の上で寝なくて済む!それに試したいこともある。
あとは『木生成』だが、これも試したいことがある。『
でも試すのはまだまだスキルを作った後だ。
『帰還』『野生』『換金』『観戦』『医官』『生還』
これぐらいか?便利そうなスキルは。
『スキル『組換』が発動しました。スキル『帰還』になりました。スキル『瞬間記憶』が発動します。スキル『帰還』が記憶されました。なおスキル『き』『せいかい』『ん』はそのまま残ります。』
『スキル『組換』が発動しました。スキル『野生』になりました。スキル『瞬間記憶』が発動します。スキル『野生』が記憶されました。なおスキル『や』『せいかい』はそのまま残ります。』
『スキル『組換』が発動しました。スキル『換金』になりました。スキル『瞬間記憶』が発動します。スキル『換金』が記憶されました。なおスキル『せいかい』『ん』『き』『ん』はそのまま残ります。』
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Human Level 1
job『学生』 『医官』
HP 50/50 MP 20/35
STM 5 STR 12 SPE 11 PRO 4 MSTR 17 MPRO 12 LAC 9
STP 0
SKILL
『偽装』AP 『記録』P『せいかい』AP
『正解』AP 『胃』P 『記憶』P 『聖歌』PA 『成果』P 『生成』P 『
USKILL
『瞬間記憶』AP 『
『青海』A 『星海』A 『聖界』A 『星界』A 『世界』AP 『異界』AP 『快晴』 A『海星』A『回生』PA 『聖火』A 『
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よしよし、ステータスが上がった。それと、『医官』はJobになるのか。Jobの方がステータスの伸びが良さそうだ。それにMPが伸びた。この中のどれかがMPを使うことは確定だ。
│A《アクティブ》スキルが2つしかないから、そのどちらかがMPを使う可能性が高そうだな。
それとユニークスキルを手に入れたら、ステータスが上がるのは確定だな。
これからのスキルを作る優先順位は、Jobスキルを作れそうなら先に、次に珍しそうなスキルや、造語のスキルを、その後にあったら役立ちそうなスキルの順番にしようかな。
「さて、次のスキルは…の前に、新しく作ったスキルを検証・確認をするか」
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