第4話 左利きは意外と便利?

 小生は左利きです。


 昔は「ぎっちょ」などと言われていましたが、周囲が皆ほとんど右利きなので、自分だけ何で違うんだろうと思ったものです。※「ぎっちょ」は差別用語らしいです。

 近所の子ども達が集まっての「草野球」なんかでも、グローブが一人だけ左右違うので借りることすらも出来ないし、守備についてみれば、内野は何故か一塁へボールが投げづらいのですよ。


 右手でボールを投げる練習も少ししてみましたが、こればかりは上手くいかなかったですね。


 それでも文字を書くことだけは右手で書けるようになろうと、一生懸命に字を書く練習をしましたよ。


 お陰様で、綺麗な字には程遠いものの、普通に右手で字が書けるようになり、そうなると便利なもので、右でも左でも字も書けるし絵も描ける、ハサミやナイフなどの道具を使うときにも左右どちらでも便利に出来るようになったことで、中々に効率が良くなりました。


 周囲を見てみると、右利きの方達は字を書き間違えると、鉛筆を机に置いてから右手で消しゴムを取って、字を消し始めるといった非効率なことをしています。


 ところが小生は右手の鉛筆は持ったまま、左手に持っている消しゴムで字を消すものですから、何故か羨ましがられましたし、ズルイなどと言われたこともあります。


 この時に初めて右利きの方達は、何故か左手が上手に使えないし、無理をして左手を使う練習などしていないから、出来ないことが多いと知りました。


 不思議なもので、そろばんだけは最初から右手で練習をスタートしたためか、左手では上手く弾けません。何故なんでしょうね~


 パソコンのキーボード入力なんて、両手を起用に使っていますから、いずれにしても練習次第なのだろうと今は思っています。

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