第2話 『創造』


俺が能力を発動してその弾を避ける。

相手の銃弾は後ろの壁に当たる。

俺は能力を発動する相手の背後に移動する。

俺は銃弾を打ち込む。

1発のみ当たり、他は外れる。

「イッッタいわね」

その女は傷口からズブズブ

と銃弾を取り出し上に投げる

驚きで俺の動きが止まる

俺はその落ちてくる銃弾を呆然と見る

ハッとし俺は女に視線を向けよう

とするが出来ない落ちてくる銃弾から

目が離せない。恐らく能力だろう。

そうしている内に銃声が聞こえる。

俺の身体に3発の銃弾が当たる。

「ああああああああ!」

痛みで思わず声が出る。頭の中はこんなに

冷静なのに身体は勝手に反応する。

急所は外れた様で良かった。

よし相手は残り2つの弾だけだ。

俺は相手の背後に周り蹴る。

女に見事命中し盛大に吹き飛ぶ。

起き上がる。その場所から銃を放って来る。

よし!2発だ!相手はリロードで

攻撃出来ないだろう。

俺は能力を使い女の背後に瞬間移動する。

そしてそのまま殴る。しかし、

俺の拳が相手に当たる事はなく次の瞬間銃声が鳴り響いた。

お腹から血を出し俺は言う

「どう...して」

「もしかしてこれがただの銃だと思っているのかしらこれは『創造武器』よ」

「そうかじゃあ銃弾の数は」

「そう...無限よ」

「"創造"武器なんてずるいだろ!俺は使えないんだぞ!」

そう言うと俺の手に違和感が生まれる

俺の手にはトライデントの様な物が握られていたびっくりしてつい離してしまう。

地面に着くと消滅する

「え...作れないのは嘘ってこと?」

「え...そ、『創造』」

俺の手には青く中心部に赤い宝石が付いた

トライデントが握られていた。

「え...やった...これで勝てるかも!」

俺は女を睨み付ける。

槍が勝手に瞬間移動をさせてきた。

女の背後に移動した。

背中から刺そうとするとまた瞬間移動する。

直後俺が居た所に銃弾が飛んでいた。

「このトライデント...やるなぁ」

瞬間移動をまたする。

女の背後では無く上に移動する。

上からトライデントを振り下ろす。

ミスってしまい地面に刺さる。

銃口を向けられると同時にまた

瞬間移動した。これは完全回避できるな。

と思い少し笑みが漏れた。

「もしかして...もう勝ったと油断したの?」

「いや...まだ分からんさ」

「そうね...『変幻』」

女が持っている銃が赤く染まっていった。

「マジかよ」

女は引き金を引く。そうすると

銃声よりも遥かに大きな轟音が聴こえる。

それは銃弾の何百、いや

何千倍もの大きさの銃弾が飛んでくる。

速度は大分遅いだが大きすぎて避けれそうに無い。どうするか?

いや...何も出来ない大きすぎる。

そうするとトライデントの赤い宝石が光る。

トライデントが勝手に動きかざす様な形

になった。

そうすると銃弾が真っ二つに切れる。

そして銃弾が何処かに飛ばされた。

女は絶望した様子で

「えっどうしてそんな」

と言葉をこぼす

「このトライデントぱねぇな」

女は逃げ出した。

「おい!待て!」

俺は何かに阻まれその先に進めなかった。

俺は警察に電話しその場に倒れた。

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