能力社会の警察では俺は脇役

@kutooooooo

第1話 脇役の主人公

この話には明確な主人公が決まっている。


その主人公になれなかったもの

そう言うなればこの世界の別の視点


今日も起きる。朝の8時50分に目を覚ます。

遅れないようにすぐに家を出る。


俺の名前はシェイル。

俺はしがない警察官だ。警察も変わった。


何故ならこの世界には能力が存在するからだ

まだ人口の1割程度しかいないが後、

何十年とすれば5割ぐらいになるだろう。


8時59分に着く。

同僚と軽い挨拶をして今日の仕事を見る。

その時、噂が耳に入る。


今日新しい人が来るという事を聞いた。

そいつの名前は『クート』

同じ部署に配属されるらしい。

まあ俺には関係ない

「今日の仕事は......」

仕事は殺人鬼1人を捕まえると

薬の違法取り引き犯2人を捕まえるという物だった、俺は早速現場に向かった。

一つ目の依頼は難無く完了した。

次の現場に着いた。

ふとRAINRAINを見ると同僚から能力の使い方についての書類が配られていた

それは


「能力の使い方は6つある。

能力を普通に使う『発動』

能力の使い方を変える『変化』

武器を作ることができる『創造』

武器に能力を付与する『付与』

全く関係ない能力を使える『変幻』

能力を極限まで鍛え扱う『覚醒』」

と言う内容だった。

全くこんな事小学生で習う内容じゃないか。


確か俺の能力は座標をずらす能力だったな。


そうして路地裏を進む。

少し開けた空間に出ると1人の男が居た。


「警察だ。手を挙げろ」

そう言うと何か暗闇でよく見えないが、

黒く擬態している物体が見えた気がした。

「ぶっ!」

よく見えない何かが俺の腹部に突き刺さる。

触手の様な物だろう俺は相手の背後に

テレポートし、両足に銃弾を放つ。

そうすると

大きな声で叫びながらその男は倒れた。

近くの座標を探す。近くには誰も居ない様だ

「ちっ、逃げられたか」

そう言って俺は元の路地裏から出て行こうとした。

そうすると見えない何かに阻まれる。

「あら、もう帰るの?」

女の様な声が後ろから聞こえる。

即座に拳銃を構え振り返る。

少し離れた所にその女は拳銃を構えて立っていた。

「もう少しいても良いんじゃ無いかしら」

そう聞こえた次の瞬間銃声が鳴り響いた。

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