題名を伏せた読書感想文『三十回編』

第七章から終わりまで（ネタバレなし）

　最初の段階でネタバレありとして書き始めていますが、それでも一応、ありなしで区別しておこうかと思います。

　確かにこれは、ジャンル含めて喋れることの少ない話でした。

　伏線も張っていたわけだし、これまで書いて来た感想における違和感とか不平不満もある意味で作者の思った通り、手のひらで踊らされてた形になっていたとも言えます。

　で、面白かったかと問われればそうでもない。

　嫌いなのも、嫌いな理由が変わっただけで嫌いなままです。

　第七章だけ切り取って見てもそんなそんな大それたものでもなく、面白いわけでも個性的なわけでもずば抜けてるわけでもないです。

　ただ一つ、この感想を書くにあたって題名を伏せておいたことは大正解だったと、そんな感じのオチです。

　ネタバレ抜きで他人に紹介するならば、オチ含めておすすめはしないです。全体的にブレブレで、ご都合主義を肯定するような内容、後個人的には唐突なネトラレにより脳が破壊されました。

　それから大賞を決める得票は間違いなく記名式だったであろうことは察せました。

　ざっくりとした総評としては、未来は暗いです。