僕の大大大大好きな先輩

@mamin-66

第1話

愛情表現が少なくて耐えれない!

それが彼女が俺に対して言った最後の一言だ。

『はあぁぁぁぁ』

パチン!

『幸せげっと!』

『そんなこと言ってる場合じゃねぇよ』

『えー?そんな元カノのことずっと引きずってんなっt』

『愛情表現少ないのはしゃーないじゃん!どうすればいいかわかんないし......』

『しゃーないけどさ、お前が今ぞっこんの先輩、その先輩には嫌われんようにしろよ〜?』

『うるせぇよ.....』

『はぁ?人様がせっかくアドバイスしてやってんのn.....あれっ?みくちゃんじゃん!どうしたの今暇?』

このバカはおれの幼馴染の友達、名前はトキ

『だーれだ?』

『先輩でしょ?声でわかりますって』

『へ〜声でわかるってwそんなに私のこと好き?』

好きだよ!大好きだよ!

こんなことは死んでもいえない。引かれたらおれが死ぬ

『んでさ、ツキくんこの後暇?』

おっと?????これは???動揺を隠しこたえる。

『暇ですけど....何するんですか?』

『いや〜ちょっと飲みに行かない?』

『いいですよ』

『じゃあまた連絡するね!ばいばい!』

『はい、さようなら』

っっっっっしゃぁぁぁぁぁあぁ!

きたぜきたぜ俺史上さいっだいのチャンス!

『でも付き合ったとしても愛情表現苦手過ぎて振られるんだろうなぁ』『はぁ』

(時は流れ数時間後)

ポキポキ

"よし!飲みに行こう!駅前の居酒屋ね!"

"了解です"

うわぁぁぁあちょーきんちょうするぅぅぅ

すーはーすーはーよし、いくぞ!

『すみません先輩待ちました?』

『ううん、今来たとこ』

『中入りますか』

『そーだね』

ガラガラ

そこからは緊張と楽しさと酒でべろべろになって記憶はない。

でもどうして朝起きたら隣に先輩がいるんだ???


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