第2話 上杉景虎奮戦記(仮題)
「
関東の雄、
戦国時代への逆行転生もので、この人物に転生してしまった、というのは中々面白いのではないでしょうか。
なら自分で書けよ、って? いやあ、戦国時代はめちゃくちゃ詳しい人が(作者にも読者にも)いっぱいいらっしゃいますからね。そう簡単には手が出せないっす。
この景虎くん、上に書いただけでもおわかりの通り、実に波乱万丈な生涯を送っています。
彼に転生したとしたら、まずは「
いきなりハードモードにも程がある。
いや、史実でも序盤は優勢だったようなのですけどね。義兄弟だった(
そして、軍事面での頼みの綱だった
やはり鍵になるのは、いかに勝頼を繋ぎとめておけるかという点になるでしょうか。
それと景広の暗殺阻止ですね。
ちなみに、景広の父の
中々美味しいキャラになりそうですね。
で、まあ何とか勝利を収めたとして、次は
とその前に、メタ的には、敗北した景勝・兼続コンビをどう扱うかという問題がありますね。
とてもじゃないですが、素直に家臣として仕えてくれたりはしないでしょう。かといって、首を
いや、景虎の立場的には斬首一択なのですが。
まあ、景勝はともかく兼続は……「愛と義の人」みたいなイメージになってますが、実際には結構な畜生だし、やったことはといえば結局上杉家の領土を減らし続けただけだしね。こいつは斬首でいいかな(笑)。
と、冗談はさておいて、やっぱり惜しくも取り逃がしてしまうという方向に持っていくのが妥当そうです。
しかし、西へ逃がして織田家に保護され、
逃がすとしたら(もちろん、景虎的には逃がすつもりはないんですよ)、やはり東の方。
そうなると中々手強そうですが……。でも最上といえば
お互いに美味しいところだけ持っていこうとするものだから疑心暗鬼の足の引っ張り合いになりそうです。
まあ
しかし、信長に対抗するにはこれしかありません。
戦国ifものを書く場合、おそらく皆さん頭を悩まされるのは、信長をどう扱うか、という問題でしょう。
主人公が信長本人や織田陣営の場合はともかく、敵対勢力だと、信長を打倒して服従させたり処刑したりというのは書きにくい。
なので、「史実通り
本作の場合、上杉・北条と同盟して後顧の憂いを無くした武田家はそう簡単に滅ぼせませんので、信長が西に目を向けられる状況ではなく、史実通りの本能寺の変は期待できません。
むしろ、この状況でなら、上杉・北条・武田の連合軍対織田軍団の天下分け目の一大決戦が起こることにも説得力があるでしょう。
関東や東北の弱小大名からスタートして、仮に東国を統一したとしても、それで信長と決戦を行って倒しました、というのは書きにくい(もしかしたらそういう作品もあるかもしれませんが)。
しかし、景虎が
もしかしたら、蛮勇を奮って自分で挑戦する可能性もあるのですが……。どなたか、挑戦なさいませんか?
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