怖くないかもしれない話

神谷夏鈴

第1話

誤字等ありましたら申し訳けありません。


これは私の家で起きたお話です。


私の家の近くにはお墓が沢山あります。一般的な私の家ではお墓が近いせいか多くのポルターガイストと言われるものが多くあります。

上に置いてある物が勝手に落ちてきたり、自分以外誰も居ないはずなのに足音がしたりなど沢山あります。

ですがどれも科学的に説明しようとすればできる物ばかりです。

そんな中とても科学的に説明出来ないのでは?ということが私には起こりました。

私の部屋はドアノブが丸いドアノブで少し古いのでガチャと大きな音のするドアノブでした。なので誰かが入ってくると寝ていても起きるぐらいには大きいのです。ですが連日何故か私の部屋の扉が夜しっかり閉じたはずなのに開いているのです。最初は緩く閉めたのかな?や、古いし立て付けの問題かと思いました。ですが、親に見て貰っても何も問題がないのです。しかも扉を開ければ大きな音が出て誰かは起きるはずなのに誰も起きたりしませんでした。その原因は遠出の前日に分かりました。

その日私は久しぶりに家族でN県という遠いところに遊びに行くことになり、その時私は小学生でとても楽しみで夜更かしをしていました。行ったら何をしようと考えていると寝れなかったのです。寝れないので暇つぶしに親に貰ったお下がりのケータイで動画を見ようと思いケータイを弄り始めたときそれは起こりました。ガチャと大きな音がなり、扉があきました。私のベットからは丁度ドアが見え親の部屋が隣なので、うるさいと怒られるかと待ち構えていました。ですが、それは親ではありませんでした。

全身が白く小学生6年生ぐらいの男の子がドアノブに手をかけそしてこちらを見ていたのです。

私は思わず、見えて居ない振りをしました。心臓はとてもバクバクしていましたが、独り言のように「明日は早く起きないとだしもう寝よ」と言い布団を頭まで被り私は何も見ていない!と強く思いながら寝ました。いつの間にか本当に寝ていたようで、親に起こされました。また部屋の扉は開けっ放しであり、私は親に見たものを全て話しました。

親は夢じゃない?とやはり信じてはくれはしませんでしたが、一応にとお寺に行き、お守りを買ってもらいそれをドアノブにつけました。

その後、私の部屋の扉は勝手に開くことはありませんでした。


これが私の家で起こった怪奇現象です。貴方はこの怪奇現象を私の夢だと思いますか?それとも科学的に説明できるといいますか?私にはとても怖かった出来事ですが、やはり怖いお話ではないですよね?

これで第1話の怖くないかもしれないお話終わりです。

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怖くないかもしれない話 神谷夏鈴 @sakamatisakura

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