人種差別を受けた主人、相手を拳でフルボッコにする②
この頃の
「おい、何やってるねん!!」
女子生徒が呼んできたのは体育教師のY先生だった。陸上部の顧問も受け持っているY先生だが、室伏選手のような身体付きではなく、桐生選手のような細マッチョな身体付きをしている。その為、怒り狂う
「フーッ、フーッ!!」
Y先生に謝罪の言葉を述べず、
「
次に現場に駆け付けて来たのは、ラグビー部の顧問であるS先生と柔道部の顧問のA先生、校長先生の三人だった。三人でMから
「放せぇぇっ!! 絶対に●してやる!!」
「もうやめぇ! これ以上やったら、Mが死んでしまう!」
派手に尻餅を着いたY先生も途中から参戦し、男四人がかりで
◇◇◇
校長室に入った
「
校長先生から色々説明を受けた。
どうやら、
「あんな酷い事を書いたんやから、
「そうや、そうや!! あんなん虐めじゃなくて、人種差別や!!」
「あれは全面的にMが悪い!!
クラスメイト達は担任の先生に詰め寄ったそうで、授業どころではなくなってしまい、皆で話し合いがなされたようだった。
校長先生から詳しく話を聞くと、同じ部活の仲間達もMを庇う者は誰一人いなかったようである。
ちなみにMは生徒指導室へ連れて行かれ、ラグビー部の顧問と生徒指導の先生、人権教育の先生と教頭、担任の先生達にめちゃくちゃ叱られている最中らしい。
「アイツ、ほんまアホやな……」
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