第4話

色々やった結果分かったことは手刀でも切り傷をつけれることが分かったが深く傷つけることは出来ないと理解した。


けど有効活用は出来そうなので少し嬉しい…


さてと関連はこのくらいで良いだろうが…問題はパーティーとか武器とかだな、それがなければ任務にも出れないからどうしたら良いのやら


同期…というかそんなのいるのか?そもそもここにきて戦闘要員の人とは会ってないから分かんないんだよなぁ


まぁ、武器が出来るまで気楽に待ってたりとか任務の場所によって必要なものとかも色々あると思うしそこらへん分かるための本とか探してみるか



ロビーに戻り、全館マップを見る…えーと図書館と武器作成してる所ってどこにあるんだ?そもそも武器作成してる所って言ってるけど本当は何でいうんだ?まぁ、最悪人に聞けば良いんだけどてか人に聞いた方が良いだろ


任務拒否された人に聞きにいくか…


「資料館などはありますが、決して良いものじゃないですよ?獣の種類とかは書いてありますが弱点などは書いてないですし、それに何人死んだかも書かれているので気分も良くないですよ」


まぁ、そうだろうな…強い獣ほど人数をかけて倒すしかないし最悪人数をかけたけど討伐できずに情報のみのってたりとかする場合もあるってことだしな


けど生き残る為には知識をつけないといざっていう時逃げれないから見ることは大事だと思う


「そもそも案内などはされていませんか?されていない場合は私がしますが」


ん?案内だとそんなん知らないんだけど担当者がサボったとかあるのか?


「担当者などは居ないですが暇な人が新人を案内するって事にしているんですよ、部屋なども案内するんですけどその感じだと案内されてなさそうですね」


部屋?自室ってことか?そこは案内されたから分かるんだがそれ以外はされていないな


「では、案内をします。まずここはロビーですね…任務とかを受注する場所と顔を繋ぐ場所でもありますが今はほとんど任務に当たっている為人は居ないですけどね」


だから人が居ないのか…けど俺と同じくらいに入った人すら居ないのは問題では?


「貴方が中途採用だから同期と呼べる人は居ないんですよ…他のパーティーには空きはありませんし、次回の入団テストで合格してもらった人と組んでもらうしかないですね」


え?じゃあ暫く任務にも行けないのか?


「そうですね…上に聞いておきますがもしかしたら簡単な周辺調査の任務くらいは与えられるかと」


まぁ、任務に行けさえすれば良いんだよ…ここに入った以上ある程度は場数を乗り越えなくては生き残れないからね


「それでは次に行きましょうか…そういえば訓練室側から来たんですよね?」


まぁ、そうだがそれがどうしたんだ?


「はぁ…知らないのなら仕方ないですけど製作所はその奥側にあるんですよ」


は?そうなのか?あそこでおしまいだと思っていたけど…単純に見落としていたのか?


「あ、一般的に呼ばれるまでは入り方教えられてないんでした…申し訳ないです。けど貴方の武器の制作については見れるかも知れないですよ」


そう言ってどんどん進んでいき訓練室に着くと壁に向かって一度足の先で壁を蹴るとパカっと開きカードを入れているそうすると壁が開きそこに入っていく受付嬢


「早く来てください…武器ができてからカードが渡されると思いますが今は私がいるので入れていると思って下さい」


なるほどなぁ…便利なもんだけどここってそんな簡単に入っちゃって大丈夫なの?


「そうですね、入り方さえ知っていてカードを持っていれば大丈夫ってシステムは心配ですけどいざって時の避難場所にもなりますし良いんじゃないですか?」


そんなことを言いながら歩き進めるとガタガタと言う音が聞こえ始めた…


「ここが武器製作所です。今いるかな?少し待ってて下さい。後勝手に物を触らない様に気をつけて下さい最悪死ぬんで」


え?そんな危ないもん入り口に放置してるとかヤバすぎだろ…


「やぁ、君が中途採用の新人君かな?私はここで武器を作っている仁ノ前よろしく」


握手するけど受付嬢さんは何処に言ったんだろうか?


「あの子は任務が終わった人たちの方角を聞きに言っているよだから暫くしたら帰ってくるしその間に君の武器を見にいこうか」


歩きながら武器の話を聞くと世代とかがあるらしく自分は第1世代らしい…各世代の特徴は1はバランスがいい人達で2は遠距離が得意な人達3は生産している人たちが主になっている世代らしい…仁ノ前さんもそうらしい


「さてとここだよ、君の武器を作っているところは現状は7割って所だね。手袋の方は出来ているんだけど剣がちょっと試したいことがあってもう少しかかるんだ…手袋はどうする?つけたままでも戦闘意思さえなければ人を傷つけないからつけてても問題ないからここでつけてく?」


じゃあつけていく事にするか…慣らしも必要な事だからいつでも任務に行ける様にしないとだしね


「じゃあ、ここぐらいで製作所の説明は終わりかな…ロビーに戻った方が早いかも知れないからほら早く行きな君の先輩に当たる人達に会えるかも知れないんだから」


言われた通りロビーに戻ると受付嬢しかおらず先輩達はいなかったのだ


「申し訳ないです。任務から帰還した人たちは報告義務があるので私はここで待ってないと行けなかったんです。それと貴方に任務が下されました。1人ですが大丈夫ですか?」


マジか…武器はこの手袋ぐらいしかないけど大丈夫かな?


「そうですね獣は出てこないと思いますが一応気をつけながら進んでください。詳細は作戦本部でやる為上の階に上がって真ん中の扉から進んでいけばいいのでお願いしますね」



扉を開けて進んでいくと更に扉があったのでそこを開けると入団試験に指示を出していた人がいた


「中途採用なのは仕方ないがお前には任務は今後1人でしてもらう可能性がある。理由は単純で他の人はお前ほど不思議な変化をしていないからだ」  


まぁ、確かに不思議な変化をしてはいるけどそこまで変か?


「それでは任務を伝える。周辺調査になるのだが一部探知できていた場所が出来なくなったのだそこを調査してもらうのだが武器はそれしかないのだろう?討伐は避けつつやむ得なく戦闘になった場合は戦闘しろ、以上だ」


質問しかないんだけど間違いなくいるよね?そこ獣…初めて本物と出会った時恐怖に支配されたらどうするんだって話なんだけど…


「訓練室に篭っていたんだろ?なら簡単だあそこに出てくる獣は本当にいる獣の動きと殺気を載せているから頑張れ」


そう言われて外に出された…いついけばいいの?明日なの今日なの?



受付に戻ると日時が発表されたが明日だった…先に言えよって話なんだけどね

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る