モスクワにて・・
余の名はヨシフ・スターリン。
偉大なロシアの最高指導者だ。
ヤポンスキーに鉄槌を下すべく、余は東洋軍に渡航攻撃を命じた。
敵の大艦隊は今ならアメリカに渡ってる頃。
憎きヤポンスキーの領土を奪うのは今だ!!
と・・・思ったのだが・・。
「こちら渡航艦隊、敵戦闘機が・・援護を頼む!!」
どうやら留守にしてたのは艦隊だけで航空部隊は健在だったみたいだ。
「構わぬ、往け!!敵地を踏むのが命令だ!!」
余の篤信で部下は死出の旅に出る事になるが、構わぬ。
兵士はいくらでも居るのが我が偉大な赤軍だ。
しかし戦闘機か・・・。
不味い。
アメリカから譲って貰う予定がアメリカ敗北でオジャン。
国産機のイ16では・・・
もしかしたら空襲も有り得るぞ。
スターリンは獣の直感を感じ、クレムリン地下に設けたシェルターに逃げ込む。
そこで待機する事数時間。
スターリンがシェルター執務室のベッドで寝てると・・
弩弩弩ぉ~~~~~~ん!と地を揺るがす轟音が轟く。
地下30mのシェルターでも感じる轟音。
恐らく宮殿は・・・。
轟音と業火が続くみたいなのでシェルター執務室からモスクワ郊外の基地に打電。
「スターリンだ。モスクワが爆撃を受けてるぞ。貴様等は何をしてる!!」
「偉大なる最高指導者閣下。敵は超蒼空を飛来し我が戦闘機では迎撃不可能。
出撃はしましたが、5000mが限界。
敵大型爆撃機は高度13000を飛行し、ドイツに向かいました。」
「高度13000・・・・分かった。
余は多分クレムリンの瓦礫で出られないから宮殿の残骸を排除セヨ。
急げ!!」
そう言ってから既に ・・・・二週間・・・。
水は枯渇し、食料も枯渇・・・
トイレは詰まり汚物が溢れてる。
督電するが通じぬ・・・。
どうなってるのか・・・・・・
やがて救出されぬまま。余の意識は途絶えた・・。
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「長官、総督閣下の件ですが。」
「無視しろ!!生きておられると不味い。
ヤーパンが本気になればモスクワだけで済まないぞ。
総督閣下は轢死したとでも上には上げておこう。」
スターリンは部下が見捨てた事で旧クレムリン宮殿地下壕で餓死し、
ミイラ化してるのが後の発掘で発見されたのがドイツ占領後、
10年を経たそうだ。
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怖いですね。スターリンさん即身成仏ですwww(;^ω^)
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