勇者、陛下に謁見ス!!
中島、三菱、両航空企業は合併を表向きは発表。
中身は俺が代表で、表向きは中島知久平がトップ。
三菱も副総裁。
群馬、名古屋の両工場は同時に稼働出来る様に海軍直轄工場に変貌。
金塊1万tで俺が買い取ったのだwww。
その金塊で平時に出来る限りのマザーマシン、鉄鉱石。
原油やガソリン、金に糸目を付けずにどしどし輸入。
工場に隣接する巨大な飛行場も建設。
荷馬車でガタコトと運んでいては生産ロスが大きすぎる。
実験飛行も即座に可能となるので飛行場は必須。
>後で述べる山間部を削った土で伊勢湾岸を重圧魔法で埋め立て。
液状化現象が発生しない様に頑強に補強。
これで巨大機でも離着陸出来る海上飛行場が出来たのだ。
群馬も土地を買い占め富岳でも飛行可能にする。
工場はどしどし拡大。
輸入用に巨大な輸送船(1万tクラス)も建造。
平時に作っておかないとね。
そして軍資金は全てオイラの金塊。
多分、全世界の所有する金塊、そして埋蔵してる金塊を合わせても俺の持つ金塊には及ばない。
モチロン、全部出せば相場が崩れるので、必要以上は出さない。
だが日本の基盤となる金塊は既に日銀に預けてる。
そして$を買い求め、多くの機械、ガソリン、鉄鋼インゴッドを輸入してる。
あ、陸軍は既に満州からも撤退する事が閣議決定してる。.
それは陸軍解体の前兆となる日だった。
俺は皇居の門に山本五十六と共に立ってた。
「長官、さすがに緊張しますね。(笑)」
「勇者のキミでもか??」
「中身はまだ少年です。まあ良いか・・。往きましょ。」
「ウム。。」
「間もなく陛下が謁見されます。お控え下さい。」
(皇居の作法知らないので適当です。すんません。>by作者)
「待たせた・・。朕が裕仁である。」
さすが偉大な陛下。
少しだが神が入ってる。
異世界でチート貰う時に神に逢ってるので理解出来る。
「フム・・・そこの少年・・神に出会った事あるな??」
ギク・・陛下に見抜かれたか・・・と思ったら・・・。
皇居の時が止まり・・・神が降臨したのだ。
陛下も驚かれそして・・土下座される。
我等軍人もだ。
神降臨の一瞬だった。
「控えよ、我は日乃本の神なり、そこのヤマダタロウは未来の子弟なれど、
異世界に召喚され勇者として活躍。
現世に戻すつもりだったが、予の気まぐれでこの地に降臨させた。
タロウよ、済まんがこの世界を頼む。貴殿なら大丈夫だろう。
未来製品に関しては対価を支払えば購入出来る・・が。
陸軍の解体が前提である。
タロウの活躍を知れば陸軍の士官は絶対に絡むか問題を起こす。
予が証拠を渡すので今すぐ陸軍を解体せよ。
特に関東軍は不要。」
驚きの陸軍解体論である。
陛下は早速、陸軍幹部を呼びつけ腐った幹部、並びに徴兵権の取り上げを宣言。
幹部は神の面前で罵倒され神力で全てを暴露。
盧溝橋事変の真相、満州の利権その他全てが暴露。
普通なら奴等も反撃するが、さすがに神には逆らえない。
まず関東軍の全面解体。
所属兵は全員復員し帰郷させられる。
兵士が居なくなり幹部士官は独自の軍を宣言するが、陛下の喝で幹部も黙る。
満州居留の人民も全員帰郷し、俺(勇者)が開墾した山間部の平野に入居。
>山間部を勇者魔法で削り取り土地を開墾。
その土地の土壌で埋め立てや基地滑走路の補強。
工場の拡大と使い道は多い。
元満州居留組も祖国で土地を与えられ一時金も1万円と高額。
これで数年は耐えられると大喜び。
朝鮮人民は全員、一万円を渡し祖国に帰って貰った。
どうせ邪魔にしかならないし勝っても負けても邪魔。
帰って貰って朝鮮総督府も解散。
大朝鮮民国と名乗るそうだ。
まあ放置。
帝國は世界に陸軍削減宣言を行い、台湾、ペリリュー、硫黄島や沖縄、
北方領土に領土を限定すると宣言。
満州は放棄しシナ側に譲り渡す事になる。
当然、陛下を亡きモノにしようとする強硬派が出るが、陛下の周囲は海軍海兵隊が援護。
新式の機関銃(携帯式)を装備し、未来の自衛隊の退役戦車をコピして配備。
突入前に殲滅し、皇居前は陸軍士官の血の海となる。
陛下も絶句され、陸軍の解体を宣言。
全国の陸軍駐屯地は海軍が抑え海兵隊と変貌し縮小。
各県に一個連隊のみ配備。
ただし北海道、九州だけは防衛最前線として10個連隊を配備。
陸軍消滅で戦闘機は全て海軍が掌握。
旧陸軍パイロットは明野基地で海軍式に訓練を義務付けられる。
>軽空母に着艦を10回クリアが条件。
元陸軍パイロットは海上飛行に慣れてないので、徹底的に艦載機乗りとして、
シゴキまくられる。
戦闘機は零戦一機種のみとし、全航空機会社で同じ機種を生産。
国費の無駄遣いは激減する。
招集解除となった元陸軍兵は農業、工業、運送業と祖国に貢献する事になる。
家庭は一家の柱が帰って来た事で主婦も安堵。
女性は縫製工場や農家で働き、結婚して子を成す。
全て普通の生活なのだが、陸軍が威張るとこんな普通の生活が成り立たなくなる。
世界は日本が大陸軍を消した事で覇権を目論む事も無くなったと安堵。
だが、日本は陸軍を消しただけで牙を喪った訳では無い。
海軍主導で祖国防衛に特化した軍隊を編成していたのだ。
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