元社畜、王族を救う

 異世界にやってきてから一か月が経過していた。


 ルリはすぐに旅に出発すると考えていたが、シンが


「基礎の魔法しか知らないのにいきなり旅に出るのは危険だよ!」と言うのでシンから離れることができないルリは渋々シンの魔法の修行に付き合っていたのだった。


 異世界のことについて詳しいことは何も知らないシンが慎重になるのも無理はない。ルリがいるとはいえどんな危険が待ち構えているかわからない。できるだけの準備を終えてから旅を開始したいというのがシンの考えだった。


 そして修行を開始してから一か月、シンの魔法の才能は常人では信じられない程のペースで基本属性の低位・中位魔法を習得したのだった。魔法は基本的には中位魔法までを師から学び、それ以降は自分で新たな魔法を習得していくのが優れた魔導士の常識だとルリは教えてくれた。


一か月前、ルリが初めて見せてくれた『風狼咆哮フェンリルストーム』は風属性の上位魔法で、ルリが自分で開発した魔法だそうだ。「僕もいつかあんな魔法を覚えたい!」とシンは息巻いていた。


「では修行も程々にして、出発するぞ!シン!」


 ルリは早く森から出たくてうずうずしていた。尻尾を振りながらシンを呼ぶ。


「わかったよ。もうちょっと練習したい気持ちもあるけど、続きは旅の途中にするかぁ~」


 ルリによればこの周辺の魔物ならば中位魔法でも十分戦えるらしい。少し不安は残るが、世界を自由に旅したい気持ちを抑えることができず、シンとルリは森の出口に向かって歩き始めた。


 ひとまずの目的地は、森の南にある「イスタリア王国」の王都「イスターク」である。森から徒歩だと数週間かかるらしいが、風属性の中位魔法『飛行フライ』を使えば数日で着くらしい。思ったよりも早く着きそうなことに安心していると、


 グウォォォォォォォ!!!!!!


 森の出口から聞いたこともない獣のような叫び声が聞こえてきた。


「な、何の声⁉」


「この声は竜の類かの?」


 竜⁉竜ってあの竜?RPGではおなじみの竜のこと⁉この世界には竜がいるのか!とシンは嬉しさ半分、怖さ半分といった気持ちになっていた。


「この近辺にいる竜となると低級の『緑竜』あたりじゃろ」


「雑魚じゃ、雑魚」と余裕のルリに対して、シンは初めての魔物との遭遇に身構えていた。


「そう緊張するなシンよ!我が鍛えたんじゃ、緑竜程度軽く捻ってみせろ!」


「わ、わかった。頑張ってみるよ…」緊張しつつもシンは初めての実戦に臨む覚悟を決めた。


 緑竜の姿はまだ見えていない。思ったよりも遠くにいるようだ。シンは魔力を練り始めた。ルリから教わった無属性魔法の『探知サーチ』を実践してみる。『探知サーチ』は自信の魔力を指定した範囲に薄く広げることで、魔力を持つ生物や無生物を特定する魔法である。


使いこなせれば非常に便利な魔法で、奇襲を事前に察知することや魔法で仕掛けられた罠を発見できるなど、身の安全を守る上でこれ程便利な魔法はない。


 シンは『探知サーチ』発動した。精霊の力を借りたシンの『探知サーチ』は通常よりも正確に対象の位置と数、形を把握することができる。緑竜の声が聞こえた前方方向に『探知サーチ』を伸ばすと、


「戦ってる…⁉」


 シンの『探知サーチ』に引っかかったのは象ほどの大きさの巨大な四足歩行の怪物。竜という割には翼はなく、フォルムはトカゲに近いような気がする。しかし、鋭い牙と大きな顎、掠っただけでも致命傷になりそうな爪を持つそれは紛れもない化け物だ。


 そして緑竜の他にも『探知サーチ』に反応があった。

 十数人程度の鎧を装備した人の集団と、後方の馬車の中に二人。

 そして鎧を着た人の何人かは地面に倒れている。緑竜にやられたと見ていいだろう。


 そして今まさに緑竜の振り下ろした前脚でまた一人倒れてしまった。シンはその光景を見た瞬間、恐怖よりも「助けなければ!」という気持ちが先行していた。


「誰かが緑竜と戦ってる!すぐに助けないとっ!」


「うむ、そのようじゃな。」


 ルリも『探知サーチ』で状況は把握したらしい。


 シンは即座に『無』属性魔法の『身体強化ブースト』を発動した。森のような入り組んだ地形では飛ぶよりも走った方が速い。


「緑竜はお主一人で倒してみよ!我は人に姿を見られると面倒なのでな。」


『王国の守護神』として崇められているルリは人前、特に王国の人間に見つかると都合が悪いらしい。


「わかった!」とシンが返事をすると、ルリは魔力を抑えて姿を隠した。そして目にも留まらぬ速さでシンは森を駆け抜けた。


 森を抜け、シンの視界に緑竜の姿が映ると誰かの叫び声が聞こえてきた。


「怯むな!我らが倒れれば陛下と姫の命は無い!我々の命に代えてもお守りするのだ!」


 そう言って集団の先頭で指揮を執っているのは、肩まで伸びた真紅の髪をなびかせる女性の兵士、いや騎士と言った方がいいだろうか。威勢よく他の騎士たちを鼓舞しているが、彼女自身ボロボロである。


鎧の至る所が砕け、右腕は力なく垂れ下がっている。おそらく折れているのだろう。彼女同様、傷ついた騎士たちは後ろの馬車にいる人物を守るために緑竜に剣を向けていた。


 だが、見るからに絶体絶命である。傷ついた騎士達に対して緑竜には目立った傷は無い。彼女たちの攻撃は緑竜には通用していない。


「(当然じゃな。)」とルリは姿を隠しながら言った。


「(緑竜の鱗は剣など通らんほど硬い、魔法の援護なしに倒すのは難しいじゃろう)」


 よく見てみると、騎士達の剣は折れていたり、刃毀れしていたりと緑竜の頑丈さを証明していた。それでも、傷ついた剣で緑竜に立ち向かう彼女達に緑竜は無慈悲な一撃を与えようと前脚を振り上げる。


「くっ!私もここまでか…!」


 全く歯が立たない緑竜を前についに赤髪の騎士が諦めかけたその時、


「えっ?」


 彼女の視界から緑竜が消えた。消えたというより、自身と緑竜の間に一瞬にして壁が出現したのである。


「ふぅ…ギリギリセーフ…!」


 シンは咄嗟に緑竜と騎士の間に『土』属性の中位魔法『大地の護りアースウォール』を発動。いかに強力な緑竜の爪もシンの魔法には及ばなかったようだ。


「(こえぇ~失敗したらどうしようかと思ったぁ…)」無事に魔法が発動できてシンは内心でほっとした。


「あ!あの!助けていただき感謝する!貴方は一体何もn…」


「話は後で!まずはこいつをどうにかします!」


 シンは感謝を口にする女騎士の言葉を遮って、緑竜の討伐に専念する。


グウォォォォォォォ!!!!!!


 壁の向こうの緑竜は怒り狂った様子で何度も壁を攻撃する。いくら中位の魔法といえど咄嗟に発動した土の壁はシンの想像よりも耐久力が低かったようだ。段々と壁にひびが入っていき、このままでは突破されてしまうだろう。


 シンは壁の端から緑竜の側面に躍り出た。シンに気付いた緑竜は壁の破壊からシンへと目標を変えた。突進してくる緑竜をシンは『飛行フライ』を発動し紙一重で躱した。


「土の次は風の中位魔法!?」


 シンの魔法に驚く女騎士だが、シンの耳に彼女の言葉は届いていない。


「さて、どうやって倒そうか…」


 高火力の『火』属性魔法なら倒せるかもしれないが周りに人がいる場で使うわけにはいかない。初めての実戦で魔法が上手く発動しない可能性もある。彼女達に被害が出る恐れのある魔法は却下だ。


しかし、剣でも傷つかない体には半端な攻撃は通用しないだろう。どうしようかと思案しながら空中で緑竜からの追撃を回避しているとシンはある作戦を思いついた。

 

 緑竜は自信の攻撃が当たらないことに苛立って、前脚の爪のみの単調な攻撃になっていた。シンは緑竜が再び前脚での攻撃をしようとしたタイミングで残った後脚に向けて『火球ファイヤーボール』を放った。


この程度の魔法なら周りを気にせず使うことができる。見事に緑竜の後脚に命中した火球は威力こそ低いものの巨大なトカゲの体勢を崩すには十分だった。体を支えきれずに前のめりに倒れる緑竜にシンは畳みかけた。

 

 シンは再び『飛行フライ』を発動する。しかし対象は自分にではなく緑竜だ。『飛行フライ』をかけられた緑竜はその巨体を空中に投げ出された。


シンは緑竜を遥か上空に飛ばして、真上に向けて炎の槍を発射した。緑竜に向かって一直線に伸びる火炎は緑竜の体を焼き貫いた。

 炎に包まれた緑竜は「グェェェェェェェ!!!!!」と断末魔を上げるとそのまま絶命した。


 シンは焼け焦げた緑竜の亡骸を下の騎士達に当たらないように『飛行フライ』で優しく地上に降ろした。


「ふぅー、何とかなったぁ~」


 初めての魔物と戦闘。初めは焦りと緊張が幾分かあったが、その後は落ち着いて対処することができたとシンは自分を褒めた。ルリも「(まだまだ我には及ばんが中々じゃったぞ!)」と一言多いが褒めてくれた。


 地上に降り立ったシンに騎士たちが駆け寄ってきた。

 皆口々にシンに感謝を伝えてきた。人から感謝されることに慣れていないシンは少しむずがゆかったが嬉しかった。そして先ほどの赤髪の女騎士が話しかけてきた。


「先程の魔法は火属性の中位魔法の『炎槍フレアランス』だね。凄まじい威力だった。」


緑竜に止めを刺したシンの魔法を称賛した。そしてシンの前に跪くと感謝の言葉を伝えた。


「本当にありがとう!貴方のお蔭で我々は主を失わずに済んだ。心から感謝する!」


 深々と頭を下げる彼女の礼を受け取らずにシンは申し訳なさそうに謝罪をする。


「いえ、もっと早く到着していれば被害を抑えることができたかもしれません…力不足ですみません…」


 大半の騎士は怪我をしつつも命に別状はなさそうである。しかし、数人の騎士は命を落としてしまった。


「謝らないでくれ、貴方が来てくれなければ我々は全滅していただろう。むしろ緑竜と遭遇して生きていることが奇跡だ。本当に感謝する。」


「その通りだ!君のお蔭で私たちの命はこうしてあるのだ、私からもありがとうと言わせてくれ!」


「わたくしからも言わせてください!救ってくださりありがとうございます!」


 そう言って馬車から降りてきたのは、立派な装飾が施されたマントを羽織る金髪の初老の男性と、男性と同じ髪色の綺麗なドレスを身に纏う少女だった。見るからに高貴な二人にシンは緊張してしまう。


「はっはっはっ!そう緊張しないでくれ、恩人にそのような態度をとられると困る!」


 高貴な身なりとは似合わない快活な男性のテンションにシンは困惑していた。


「おっと、名乗るのが遅れたな」と男性がコホンと咳払いをしてから名乗った。


「私はイスタリア王国国王、ディセウム=イスタリアである。」


「わたくしは娘のアリシアです。」


 そういえば戦いの際に陛下とか姫とか言っていたような気がしたが、まさか森から出てすぐに出会ったのが王族の一団だとは夢にも思っていなかったシンは完全に固まっていた。


「お、おい大丈夫か?」


 女騎士に体をゆすられ我に返ったシンはすぐに自分も自己紹介をした。


「は、はじめまして。私はシンと申します。お会いできて光栄です。陛下。姫。」


 シンの上ずった声の挨拶にディセウムは再び笑った。


「だから緊張するなと言っておるではないか!命の恩人なのだから遠慮は無用だ。私のことは気軽にディセウムと呼んでくれ。」


「わたくしのこともアリシアと呼んでくださいね♪シン様♪」


「私も自己紹介しよう」と赤髪の女騎士も名乗った。


「私は王国騎士団団長代理、レベッカ=ブレイズだ。よろしく頼む、シン殿」


 よろしくお願いします、と挨拶を返すシンだったが、レベッカや他の騎士達の怪我がどうしても気になっていた。シンの視線に気づいたレベッカは気にしないでくれと言っているがそういうわけにはいかない。


「(ねぇルリ、どうにか怪我を治す方法ってない?)」


 シンは姿の見えないルリに『念話』をする。『念話』とは契約を結んだ者同士が魔力を受け渡す道を通じて会話をする『精霊魔法』の一種で周りの人間に聞かれる心配はない。所謂テレパシーというやつである。


「(う~む、それはちと厳しいな。我が使える治癒は体が魔力で構成された精霊を治癒する魔法じゃ。人族の体を治す魔法は持ち合わせておらん)」


 ルリのような精霊は魔力さえあればダメージを回復することができる。一方で肉体を持つ人族などの種族は一般的に薬草から作られたポーションで治癒を行うが、あまりに大きな怪我はすぐに治すことはできないらしい。


 レベッカは骨折で済んでいるかもしれないが、騎士の中には腕や足を失っている者もいる。このレベルの怪我となるとポーションを持っていたとしても完全に治癒することは難しいだろう。どうにかしてあげたいと考えたシンは、ある賭けに出ることにした。


「(ルリ、ルリが魔力で治癒をする時はどんなイメージで魔法を使うの?)」


「(そうじゃな、まず己の魔力を相手の傷を埋めるように制御するんじゃ。そして魔力が体に馴染むように段々と魔力を浸透させていくようなイメージじゃな。)」


 そんなことを聞いてどうするのか、とルリは聞いてきたがシンはちょっとね、とだけ言いレベッカに近づいた。


「レベッカさん、少し腕を診せてもらえませんか?」


 シンの要求にレベッカは困惑する


「シン殿、私の怪我なら大丈夫だ。王都に帰ってからポーションで治療する。」


「試してみたいことがあるんです。できるかどうかわかりませんが僕を信じてもらえませんか?」


 真剣な眼差しのシンにレベッカは答える。


「わかった、貴殿を信じよう。命を救ってくれた貴殿の言葉なら信じられる。」


 ありがとうございます、と礼を言ったシンは魔力を練り始めた。普段魔法を使う時よりも集中して魔力を練る。練った魔力をレベッカの折れた腕に向けて薄く広げていき、内部の断裂した筋肉、骨などの組織が元の状態になるように強くイメージをした。精霊の力を借り、自身の魔力をレベッカの体に馴染むように制御する。


しばらくするとレベッカの腕は嘘のように痛みが引いていった。肌にできた細かな傷も一緒に治っており、レベッカを含めた周りの人間はまるで夢でも見ているかのような錯覚に陥っていた。


「う、嘘…治っている」


 一番驚いているのは治癒を受けたレベッカ自身だった。緑竜によって完全に砕かれていた自身の右腕が今では最初から怪我などしていなかったかのように元通りになっている。


「シン殿⁉何をしたのだ⁉まさか治癒魔法を使うことができるのか⁉」


『治癒』属性の魔法は幻の魔法とされている。どこかに暮らすエルフ族のごく少数が使うことができるという噂はあるがレベッカは実際に見たことはない。驚きのあまりレベッカはシンの肩を揺さぶる。しかしシンはその場にへたり込んでしまった。


「はぁ…はぁ…」


 シンは息を切らして額に大粒の汗をかいていた。


 様子を心配する人々にシンは大丈夫です、と手を振った。


「だ、大丈夫です。初めて使ったので集中しすぎたのと余分な魔力を消費しただけです」


 シンが行ったのはルリが使うの治癒魔法をにアレンジしたものだった。精霊用の治癒魔法は体が魔力でできた精霊の体に自分の魔力を浸透させて傷を塞ぐが、シンが使ったのは、自身の魔力を体の組織として変換することをイメージして傷を塞ぐというものだった。


ルリが使う治癒魔法よりも高度な魔力制御と大量の魔力、集中力を要するオリジナル魔法のため、シンの疲労は相当なものとなっていた。


「(無理をするでない!魔力を属性ではなく物質に変換するなど正気の沙汰ではない!お主の魔力量がなければ命を削る行為じゃぞ!)」


 加えてシンは精霊の補助も受けている。普段の命令よりも複雑な命令を受けた精霊たちは対価として多くの魔力をシンから吸収していた。いかに膨大な魔力を持つシンといえど、一日に何度も使うことはできない。ルリが怒るのも当然だった。しかし、


「あとは残りの皆さんですね!順番に診ますね」


 シンは続けて残りの怪我をも治そうとした。


「(やめんか!このままじゃとお主の方が先に壊れてしまうぞ!)」


「(大丈夫だよルリ、さっきのでコツは掴んだ。次は必要最低限の魔力で治癒できる。)」


 そうルリに告げるシンだったが、明らかに無理をしている。これも前世からの優しい性格が影響しているのだろうか。シン自身、自分の行動原理は理解できていないが、ここでこの人たちを見捨てることはできないと強く思っていた。


「(はぁ、全く我の相棒は仕方ない小僧じゃのう、ほれ我が補助してやる!)」


 ルリは魔力をシンに分け与えた。これでシンの負担は大分軽減されるだろう。


 ありがとう!ルリ!とお礼を言ったシンは残りの騎士達の怪我を一気に治癒した。最後の方は殆ど動けないほど疲れていたが、何とか無事に治癒を行うことができた。


 ぐったりとするシンに騎士達は「ありがとう!」、「あんたは命の恩人だ!」、「命拾いしたぜ!」、「俺と結婚してくれ♡」と口々にお礼を述べた。…最後のはおかしい気もしたが、シンはこんなにも人から感謝されて頑張った甲斐があった、と満足していた。


「本当に貴殿には感謝してもしきれない!騎士団を代表して礼を言わせてくれ!」とレベッカは何度もお礼を言っていた。


 そしてディセウムから「今回の礼を是非させてほしい!」と言われ、なんと王城に招待されてしまった。初めは遠慮していたシンだったが、「このままでは国王としての私の面子が!…」と頼み込まれ、結局シンが折れる形で了承した。


 初めての実戦、初めての治癒魔法の使用によって疲れ切ったシンは歩くことも困難だったため、ディセウム達と同じ馬車に乗せてもらい、王都「ルーパス」に向けて出発した。


 そういえば何で王族の人がこんなところまで来ていたのだろうか?と馬車に揺られながら考えたシンだったが、疲労がピークに達していたため考えることを止めて眠りについたのだった。








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