土曜日の昼食は私が担当である。

お好み焼き、焼きそばときて、カレーをつくることにした。お好み焼き、焼きそばの2つはあまり好評でなかったので、ここらへんで高評価を得ておく必要がある。

いんちょさんは、料理をまとめて大量につくる習慣はないらしく、カレーも昼食分のみ、つくる必要があり、分量についてが若干心配であった。

二人で近所のスーパーに出かけ、必要な食材を買い物した。私のカレーの特徴はホールトマトなので、忘れずに購入した。

フライパンでカレーをつくることに違和感は拭えなかったが、カレーづくり自体は問題なく終わった。軽く味見をしたら私的には最高の出来であった。

重要なのはいんちょさんの感想である。

「酸っぱ過ぎ」

いんちょさんの一口目の感想である。

いやいやいや、酸味はあるけど酸っぱいかなあ疑問だったが、その後、酸っぱいと連呼し、カレーではないとまで言われてしまった。

私も一口食べてみると、お世辞抜きで目茶苦茶美味かった。しかし、いんちょさんには不評だったようだ。

ホールトマトを入れなければ、普通に食べれたと思うとのことだった。私的にはホールトマトを入れることによる爽やかさがポイントなのに。。。

いんちょさんはカレーを残し、私はというと無理にではなく、美味しさのためにおかわりまでしてしまった。

んーー味覚の違いについてはお互いに時間をかけてすり合わせていく必要があるようだ。

合わないなら合わないと言ってくれたほうが、長期的にみて良いことだろうとは思った。

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