#2 恋は罪悪


 最近、また体重が落ちた。筋肉も衰えている。もう舞台に立つつもりはないが、日常生活に支障が出るほどの痩せ方ともなれば、健康によくないのは火を見るよりも明らかである。俺は大学をサボった水曜日の昼、ドラッグストアに出かけた。

 

 大学を休まなければまともな自炊をできない自分に、また嫌気がさす。

 

 家を出る前に白米は炊いたので、とりあえずは丼もの料理にしよう。俺はすかさず精肉コーナーに向かい、300gの鶏肉を手に取った。さて、こいつをどう調理してやろうかと息巻き、ドラマのガリレオ並みに湧き出る数式を、数百とはじき出すこと5秒。

 

 俺の頭の中には、確固たる自分の今の舌とマッチングするであろう確信を持った、ひとつの料理名が頭に浮かんでいた。

 

 何もかも嫌になって動けなくなったとき用に、袋麺も買っておくこととする。コスパを重視するなら、どんなに高くても大体一食あたりの単価が100円を超えない袋麺は、カップ麺よりは煮る手間と雪平鍋を洗う手間があるものの、一人暮らし大学生の財布には優しい。

 

 ドラッグストアが近くにある家にしてよかった。六畳一間のボロアパートに数分で帰ってきた俺は、冷蔵庫から卵を取り出す。

 

 親子丼の作り方なんて、感覚でいい。鶏肉を一口大に切り、少し油を敷いたフライパンで火が通るまで焼く。そのうちに小さい茶碗に割り入れた生卵を溶き、ある程度のところでもう卵と同じ茶碗にめんつゆを入れる。

 

 そうこうしている間に、鶏肉がいい感じに焼けてくるので、同じフライパンに溶き卵プラスめんつゆを入れ、弱火で一分ほどじっくり卵を固めていく。途中で塩コショウや醤油も入れたっていい。

 

 卵の半熟と完熟の割合が1:2くらいになったら、火を止めて丼ごはんに全てを盛り付ける。自家栽培している豆苗を彩りに少しのせてやったら、もう完成。至極簡単なレシピで、そこそこのうまさが保証される、いい料理だ。

 

 ローテーブルに丼を置き、ソファに腰かけ、アイコスを開ける。少し冷まさないとガツガツ食えないのだ。ちょうど一本吸い終わるころ、湯気の主張が控えめになってきた。そろそろいいだろう。俺は割り箸を取り出し、手を合わせる。

 

「いただきます」

 

 丼に箸を伸ばしたその瞬間、ファミリーマートの入店音と同じ音が鳴る。思わず条件反射で体がびくりと跳ねる。インターホンが鳴ったのだ。体が反応してしまったのは、別にファミリーマートでバイトとしてこき使われているわけではない。条件反射というのはそういうことではなく、大家さんによる家賃の直接督促が、いつ来るか分からず怯えているのだ。二ヵ月くらい別に許してくれよ。

 

 しかし、大家さん特有の、ドアをガンガン叩く音がしない。宅急便か、もしくは宗教勧誘か。はたまた、『あの人』か。

 

「佐川だったら殺してやる」

 

 俺はインターホンのカメラ越しに、生意気にも俺の根城に来た何者かの間抜けな顔を拝んでやろうと、来訪者のようすを確認する。それと同時に、ドア方面から声がした。

 

「鶴嶋君~。私よ、私っ」

 

 先述した可能性のうちの、一番マシな第三の可能性。隣の部屋に住む、宮崎さんだ。この方とは、俺がここに引っ越してきてからすぐに知り合ったので、もう一年半の付き合いになる。詳しい年齢も知らないが、フリーターのような暮らしをしており、俺よりも年上であることは確かだ。

 

 ここに連れ込んでいない可能性は大いにあるが、薄い壁越しにそういうような声も聞こえてこないことから、彼氏もいないと思われる。理由は考えれば考えるほどに分からない。いわゆるキレイ目のお姉さんといった感じのビジュアルであり、貧乏で鬱気味な俺なんかに対しても面倒見がよく、しばしば自家製のイタリア料理をお裾分けしてくれる。

 

 彼女の作るパスタ料理は、是非バーなどの間借りでもいいから店を出してほしいほどに完成度が高い。

 

「……宮さん」

「ねぇ、いつまでそのアニメ監督みたいな呼び方なの?」

「宮崎駿のこと宮さんって呼ぶのも庵野くらいでしょうに」

「そろそろ下の名前で呼んでくれてもいいのに~」

「……下の名前、知りませんよ」

「あら、教えたことなかったかしら」

「ないですね」

 

 寝巻であろう、防御力の薄そうなキャミソールと短パン――と呼んでいいのか?――を身に着け、手を後ろに組んでこちらにニコニコ話しかけてくる。

 

 俺が前まで所属していたサークルを抜けてからは、プライベートで話す人間らしい人間といえば、宮さんくらいである。

 

「あとなんか殺してやるって聞こえたんだけど」

「ああ、なんか宅配とか宗教勧誘とかだったらコレで殺してやろうと思って」

「えっ、キャプテン・アメリカの盾!? おっき……うわ、硬い……」

「これでスパーンと」

「なんの恨みがあって!?」

「いやまあ、行為のさなかで邪魔されたら誰だって怒りません?」

 

 俺が頭の後ろを掻いて言うと、何故か宮さんは口元をおさえ、頬を紅潮させる。

 

「お姉さん、お邪魔だったかしら」

「いえ、宮さんであれば全然」

「ええっ!? も、もうやぁだ最近の若い子ったら……意外と年上好きなのね? ふふっ、鶴嶋君のムッツリさんっ」

「は?」

「えっ?」

 

 数秒、俺らの間に無言の時間が流れる。俺は遅れて、宮さんが『行為』という言葉から黒部ダム並みの深い読みをしていたことに気付いた。

 

 本当にムッツリなのはそっちじゃあねーか。

 

「あ、普通に食事です」

「……なぁんだ、つまらないわね」

「そちらさんの頭の中は心底楽しそうで何よりですよ」

 

 まず、食事につまらないもクソもあるかよ。

 

 宮さんは気まずそうにしながら、後ろからあるものを出してくる。それは意外にも、まあまあ大きい鍋だった。「こ、これ、いつものおすそ分けっ。また作りすぎちゃって」と早口に言いつつ、こちらにそれを差し出してくる。

 

 いつもはイタリアンな料理をくれるのだが、今回はやけに雰囲気の違うシロモノを持ってきたじゃあないか。一人暮らしの間の差し入れなんていくらあってもいい。何であろうとありがたくいただくとしよう。

 

「で、これ一体何です?」

「マルゲリータだよっ」

「ピザ? この鍋でピザなことあります?」

 

 え、本格的なピザを作ってる? この何の設備もない賃貸のアパートで? 

 

「ありがとうございます、冷蔵でいいですかね?」

「あっ、もうお昼作っちゃってた? ふふ、たぶんそれでも大丈夫よ」

 

 すごい人だ。やっぱ店出してよ。俺、通うからさ。週5で。

 

「たくさん食べるのよ~」と手を振る宮さん。俺は軽く手を振り返し、ドアを閉める。どんなもんかと鍋を開けると、途端にトマトソースとローリエ(らしき)匂いが玄関に広がる。よく膨らんだナポリ風の(かな)生地が、鍋にピッタリ収まっている。ギチギチのパンパンだ。

 

 ああ、これアレだな。生地がたっぷり詰まっているからパンパンなんじゃあなくって、2~3枚入ってるんだな。マジに作りすぎたようだ。

 

 これは親子丼と一緒に食うには重いな。俺は小さい冷蔵庫を開けて、パンパンの鍋でさらに冷蔵庫をパンパンにすることとした。

 

 さて、今度こそと意気込んで丼を手に取る。しかし、またも来訪者。インターホンが再び鳴った。

 

「今度は何だ!」

 

 もう外に聞こえてもいい。俺は苛立ちを隠しきれなくなった声をあげ、ずかずかと玄関に向かって歩いていく。

 

 ここでひとつ、俺の頭に疑念がよぎる。俺は別にネットスーパーやオークションアプリなどで何かを買った覚えもないし、親から事前に来るはずの仕送りの連絡も来ていない。

 

 そんな中、俺の部屋のインターホンを鳴らすのは宮さんくらいしかいない。

 

 誰だ。今度こそ本当に宗教勧誘か。だが、それに気づいたときには、俺は既にドアを数センチ開けてしまっていた。仕方ない、今度こそ俺はキャプテン・アメリカになるしかない。

 

「ふふ」

「ッ!」

 

 その少しのドアの隙間に、足を突っ込まれた。おいおい、これ受信料をだまし取るヤツの手口だぞ。

 

 ほくそ笑むような声が聞こえ、手が戸にかけられる。

 

「鶴嶋く~ん!」

「え」

 

 一気にドアを開けられた。そこに居たのは、大量の荷物を持っている、見知ったポニーテール。その黒髪は、俺の銀髪──と言い張っている白髪──と大違いの、艶のあるサラサラヘアー。

 

 俺の髪をこんな風にしやがったストレスの元凶。真白だった。

 

「えへへっ、来ちゃった」

 

 黙れ。指パッチンで消すぞ。サノス並みに顔にしわを寄せる俺を気にもせずに、彼女は「お邪魔しま~す♪」などとほざきながら玄関に入っていくものだから、一瞬遅れて俺は腕を広げてそれを阻止する。

 

「なあんで止めるの~!?」

「何故俺の居場所が分かった」

「スパイ映画みたいなこと言うね」

 

 図々しくも正面から堂々と入ってくるお前は、理不尽さがアウトレイジだがな。

 

「ふふん、あの後通りがかった、鶴嶋くんの知り合いに教えてもらったんだよ」

「……それって、胸元の緩いロングヘアーのお姉さんだったりする?」

「うん? 確かそうだったけど?」

 

 頭に血がのぼりきった俺は、宮さん方面の壁を思い切り叩く。

 

「えっ!? なになに!?」

「あー! マルゲリータうめぇー! ありがとーッ!!」

「ああ、普通にお礼!? もう、鶴嶋君ったらシャイなんだからーっ!」

 

 やはり、盾を使っておくべきだったか。いや、今はそれどころではない。

 

 俺の根城を突き止めた、俺を振った女。何をしでかすのか全く予想がつかない。大量の荷物。それを手に持つ、母校である甲斐青沼高校では悪い意味でファンタジスタと呼ばれ、何をするか分かったもんじゃあないヤツ。

 

 俺にとってストレスがたまるようなことが起きるのは目に見えている。ここで追い返したいところだが。

 

「何しに来たんだよ」

「会いに来たのっ。お邪魔しまーす」

「は? お前ッ」

 

 いつの間にか靴を脱いでいたらしく、腕の下をくぐって、彼女は俺の神聖なるワンルームまで一気に踏み込む。

 

 座り込んで「あー、足疲れちゃったぁ」などとほざくもんだから、俺はますます機嫌が悪くなる。なんで昔好きだった女が、平穏に暮らしたい俺のもとに来るんだ。もう数年早く来いよ、実家に住んでいたころの俺の部屋に。

 

 吉良吉影って、こんな気分だったんだな。

 

「ふふ、なんか質素」

「何笑ってんだコラ」

「ううん? 男の子の部屋っぽいな~って」

 

 知ったような口をきくものだ。せっかくだ、俺はずっと前から気になっていたことを、少し遠回しに聞いてみることにした。

 

「彼氏の部屋も、こんな感じだったのか?」

「うーん、彼氏っていうか……元カレ?」

 

 元カレ。その言葉が彼女の口から飛び出た瞬間、それが物体と化してこちらの胸元に突き刺さったかのように、俺の心臓は激しく跳ねた。

 

 こんなに美人で、ときに健全な男の子を勘違いさせるような言葉を無意識に吐くような女だ。1女を狙うヤリサーの色黒陽キャのひとりやふたりに食われていても、何の違和感だってないはずなんだ。

 

 なのに俺の脈拍は、そんなの知ったことか、俺の昔惚れた女は既に男を知っているんだぞ、と逸って、早まっていくばかりである。俺は俺自身が思っている以上にユニコーンだったのかもしれない。

 

 恋愛経験の無さが裏目に、または表情に出たのか、俺の顔を見て彼女はにやりと笑う。

 

「嫉妬してる。カワイイ」

 

 悪趣味にもほどがあるぞ。わざわざ東京の文京区だか何だか知らないが、こんな神奈川県の保土ヶ谷区の片隅まで会いに来て、こんなことを言うためだけに部屋に上がったのか? 

 

 随分会わないうちに、随分なご挨拶を覚えたな。真白。

 

「もう、お前にはフラれた。ひきづってなんかもいないし、お前に嫉妬することなんかない」

「ん……そうだね、そ、そうだよねっ。私が、鶴嶋くんのこと……」

 

 俺が強がり交じりの言葉のナイフで彼女の胸元を刺すと、ちょうど彼女も胸元を押さえ、少し苦しそうに言葉を紡ぎ始める。

 

「あのお姉さんから、色々聞いたの。だから……」

「?」

「ごめんっ!!」

 

 せっかく正座をしているのに、土下座はしないんだな。俺はまだ、何がごめんなのかを聞いていないが、彼女の話を聞いてみる気にはなれなかった。

 

「気は済んだか」

「えっ」

「サラダ。お前、まだ演劇は続けてるのか」

「ん、え? あ、う、うんっ。サークルだけどね」

「そうか」

 

 俺は少し冷めすぎた親子丼をかき混ぜ、頬張る。

 

「俺は辞めた」

「……えっ? なんで?」

「疲れたんだよ」

 

 咀嚼交じりにそう言い、口の中のものを飲み込む。

 

 つまり、俺が何を言いたいかというと。どうせお前は、俺を振ったことで俺が変わった=おかしくなったと思っている。そのせいで俺は浪人し、高校で先輩たちが守った演劇部を『例の一件』で半壊状態にした。

 

 自分にその責任の一端があり、その責任を一任しようとしている。真白は、ちょいとばかし頭はおかしいが、それ以前に人として優しいヤツだ。お人好しなヤツだ。

 

 俺の考えすぎだったら、それはそれで構わない。だが、もし彼女が俺に会わなかった数年間、そういった罪悪感を抱えて生きていたと俺が思い込んでいるとしたら。そんな杞憂にも近いような心配をしていることを知ったら、お前は笑ってくれるだろうか。

 

「もう、お前の好きだった俺はいない」

 

 お前は『演技に夢中になっている鶴嶋くんは好き』と言っていた。だから、今の俺なんて、もう嫌いなところしかないはずだろう。

 

 なあ、そうだろ。頼むから出て行ってくれよ、この部屋から。そして何よりも、俺の頭の中から。

 

 何のために、俺が連絡ツールのSNSのデータを全て消したと思っているんだ。何のために、スマホの写真フォルダからお前の写真だけを消したと思っているんだ。

 

「舞台に戻るんだな。サラダ」

 

 それはな、真白。俺が、お前の頭の中から、ひいては人生から出ていくためだったんだよ。

 

 お前は優しいから、一緒に出た舞台が終わったあとに舞台裏で片付けをしているときも、誕生日にお前の好きなチョコチップクッキーを手作りして渡したときも。俺の隣で、泣いていただろう。俺を振ったときも、泣いていた。

 

 だから、その記憶を告白という形でぶち壊した俺は、お前の人生の1ページにいることすら許されないんだ。極めて自分勝手な理由だ。だから、お前のためなんて綺麗事は言わない。

 

 お前の幸せが、俺の幸せだ。たとえお前が結婚して、俺が死ぬほど落ち込んだとしても、そのくらいの虚勢は張らせてくれよ。振られたくらいで人間として底辺に墜ちた、哀れで惨めな男の、最後のカッコつけだ。

 

「私……ね。舞台の上の鶴嶋くんは、確かに好きだったよ」

 

 真白は、あくまで俺の予想した触れ込みで、重い口を開く。

 

「でも、それは演劇をしてるからじゃなくてね。鶴嶋くんの飾らない姿が好きだったんだよ」

「は……?」

「勝手なこと言ってるのは分かってる。でも……」

 

 その先の言葉を遮るように、俺は大きな溜息をつく。

 

 それならそうと、早く言ってくれればよかったのに。俺の今までの数年間は何だったんだ。彼女に振られた時と同じようなことを思い、親子丼をかきこむ。

 

「お前が勝手なのは今に始まったことじゃねェだろ?」

 

 最後の一粒まで食い尽くした俺は、彼女とはじめて目を合わせた。おい、なに俺より先に泣いてるんだ。泣きたいのは俺のほうだよ。叫びたいくらいだ。

 

 演劇を諦める瞬間、俺は『真白が好きだと言ってくれた俺は、今から死ぬのだ』と肌身に改めて感じ、夜に声を潜めて泣いたものだ。

 

 いや、よく考えてみればそうだ。こいつは別に、演劇をしている俺は好きだと言っていたが、あくまで俺の『表の顔』が嫌いなだけだった。

 

 演劇に打ち込んでいる時の『素顔の俺が好きだった』という意味で、彼女は俺にああいう言葉をかけたのか。

 

「で、お前は今の俺とどうなりたいんだよ。また友達として始めようってか」

 

 真白の言い分はよくわかった。俺の長年の誤解を解いてくれたのは、正直死ぬほどありがたい。それだけでこの部屋に上げた甲斐があったというものだ。まあ、勝手に上がってきたんだけど。

 

 しかし、だ。だからとて、だ。俺と真白との関係は、俺から見れば昔の知り合い程度。友達ともいえない。

 

 一目惚れだったものだから、惚れた割には彼女のことはあまりよく知らないし。俺はこれを伝えられたうえで、これからどうやって接すればいいんだ。そもそも接していいものなのか。俺なんかが。

 

 先ほどまで、らしくなく俯いていた彼女の顔を見ようとしたその時。俺が首を真白のほうに向けるよりも先に、肩を掴まれた。

 

 一瞬で、俺の視界は木目のボロい天井と、彼女の整った顔でいっぱいになる。俺は少しの間ではあるが、それを押し倒されたと認識できなかった。

 

 刃牙と戦ったときのピクルが、脳震盪で倒れるのを『床が起き上がってくる』と形容していたような気がするが、その気持ちが少し分かった気がした。こんなにすぐに倒されるとは。やはり筋肉は落ちたようだ。

 

 少し赤くなった彼女の顔は、汗ばんでいた。数分か、はたまた数十分か。長いような、はたまた短いような。そんな沈黙を破ったのは、真白のほうからだった。

 

「私と、付き合ってよ。鶴嶋くん」

 

 彼女の額から垂れた汗が、俺の開きっぱなしの口に入った。

 

 

 



tips.高校演劇

 高校生が行う演劇活動を、総じて高校演劇と呼ぶ。演劇のジャンルのひとつ、学生演劇の分岐として最も有名。

 フィクションに見られるように学校ごとの学園祭で劇を披露する他にも、校外(主に老人ホームや小学校)で公演を行う校もある。

 毎年夏季に行われる全国大会、またそれに向けた地区ごとの大会も行われている。

 現在、世間で活躍している役者や声優などの中にも、高校演劇を経験している者は枚挙にいとまがない。

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