《生きる》

それは僕にとって永遠の課題。

体調不良なんて…

頭痛と吐き気なんていつもの事。


『どうして普通になれないの』

なんて 僕の方が知りたい。


精神病なんて持ちたくなかった…

持っててもいい事ないから…

永遠に治らない。完治なんて有り得ない。

でも、人様と関わらなきゃ生きていけない。

それが世の中。


また、なるかもしれない。

再発するかもしれない。

そんなんとずっとずっとこの先闘う日々。

誰がトリガーをひいて…

いつ爆発してもおかしくない。

いつ再発、悪化してもおかしくない。

それが僕の抱えた病。


『普通になりたかった 普通でありたかった』

それが僕の願い。

二度と叶わない。

同じ人間なのに、

ハラセメントでなってしまった僕の病気は、

加害者側の人様達は悪びれる様子は、

謝る様子は決して無かった。


ただ、一言。 ごめんなさい。 って、

申し訳ありません。 って、

苦しめて、辛い思いさせました。 って、

後日談でもいいから謝って欲しかった。

直接じゃなくていい。

言葉じゃなくていい。

どんな形であれ、謝って欲しかった。


辛く苦しかったあの長い年月は、

僕の中では社会経験ではなく、

傷として残ってしまった。


決して、恨んでる訳では無い。

ただ…

自分の過ちを認め、謝罪が欲しかった…


もちろん、

すぐに辞めたり逃げる訳にもいかなかったから、

暫くは相手の出方を見ながら、

相手の機嫌を伺いながら、

1人の社会人として、接していたけど…

けど… 僕の身体は正直だった…


身体的に、そして、精神的に、

追い詰められた僕は、

左手首をいつも隠して、

薬で感情の起伏、吐き気、頭痛、

その他の症状を止めて、

自分の体を自分自身で震えたたせ、

何とか…

それこそ這ってでもその場所に通ってたけど…

ある日、あれはまだ雪が残る日。

僕自身の中で『ぷつん…』って

確かに音がした。


その後は、五感の消えてしまった世界と、

『こんにちは。』


なにも、僕には、無くなって…

残されたものは、

『辛い』『痛い』『苦しい』『逃げたい』等

負の感情 と、

『死にたい』という、限界の合図だった。


泣く事すらままならず、

日常生活も1人ではできず、

ただただ…

同じ所から動けなくなってしまった…


そして、

いつもぼんやりとした頭で考えるのは、

『死に方』だったのを覚えてる。


勿論、今でも、それは残っていて…

僕は、永遠に、

表の僕と裏の僕を使い分けなければいけなくなってしまった。

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