全部「佐藤さん」?
クライングフリーマン
あり得ない未来
何処やらの教授がまた、変なことを発表した。大学で、同じ名字の比率が上がっている、という。どうやら、『夫婦別姓運動』の布石らしい。例えば、何処をむいても『佐藤さん』になる。『名字が減る危機』だから、夫婦別姓にすべし、と言いたいらしい。
紛らわしい。『大学での比率』は、今現在だけの話。
500年後、大学の数はかなり減っている見込み。何故なら、「少子化」に加えて外国人の『居住人口』の比率が高まるから
500年後、PCもタブレットも携帯端末も様替わりしている。『システムは永遠のベータ版』という言葉がある。今ある状態が、そのまま永続することは出来ないからである。
我々の生活環境の問題だけではない。一番占有率が多いWindowsは、30数年の内に何回アップグレードしただろうか?OSが変われば、周辺機器も変わるし、アプリも変わる。そのアプリを使用して野システムも変わる。500年前に、それらは存在しただろうか?日進月歩変わっていくのである。
この教授の『試算』とやらは、件の、『流行病の占い教授』同様、『このまま行けば』という大前提に基づく計算。まるで、20cmの物差しで、風呂の湯の容量を量るようなものである。
それと、何の為のID(マイナンバー)だろうか?
500年後なら、今の『ナンチャッテIDカード』ではない、素晴らしいID識別が出来るようになっていることだろう。同じ名字が多くても、識別は容易になっている筈である。
500年というスパンは、既に『違ったじゃないか』と言われるタイミングでないことを設定している。
もう一つ。「世界で『同じ名字になることを強要しているのは日本だけ』と近視眼的な決めつけはいかがなものだろうか?
世界に幾つ国があるか知ってますか?世界に幾つ民族があるか知ってますか?
日本では、「双方合意の元」で結婚後の名字を決めている。戸籍法、勉強したのかな?
「LBGT理解増進法」を「成功体験」と勘違いしての発表か?ごり押しすれば議員が『公金チューチュー』したさに法案通すと踏んでいるのだろうか?
500年後の未来からやって来た、「時をかけた人」でも無い限り、説得力ゼロ。
夫婦別姓で無ければ生きていけないか?国会でも「既に通名を認めている」と議論していたが、『女性の社会進出』に夫婦同姓が足枷になっている事実はない。
『パートナーの姓を名乗りたい』。以前話題になった時に行われたアンケートで、『スタンダード』の女性から多くの意見が出た。
「女性の味方」の振りをして、「女性を型に嵌める」のは、「多様性」と矛盾していないか?
いつから、大学の先生は皆、占い師になったのかな?
女性差別は、止めて欲しい。〇中、〇カンに寄り添う議員が多いことは事実だが、何でも強要すればいい、というのは、それこそ赤い人達がこぞって言う『軍国主義』ではないのか?
(スタンダードの)女性は、自分の生まれた家の墓に入るか、パートナーの家の墓に入るかという『選択肢』を持っているのである。
トップを含めて、『暢気な議員』さん達に言いたい。夫婦別姓は、『家』の崩壊であり、『少子化』を推進するだけである。
全部「佐藤さん」? クライングフリーマン @dansan01
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