第17話 歯磨きは健康への始まり
よく歯医者に行く。
どれぐらいの頻度かというと、月1回。
毎月クリーニングをしてもらっている。
一時期歯磨きをおろそかにしていたことがあって、歯茎がパンパンに腫れていた。
「このままだと抜けるよ」と言われ、毎月歯医者に行くことになった。
歯磨きの仕方も教わった。
歯磨き粉も水で濡らしもしない歯医者で売っている100円ほどの歯ブラシで、歯と歯茎の間を優しく20回ほどずつ動かしていくのだ。
その後、歯磨き粉を少しつけて軽く磨いてゆく。
やることはこれだけだ。
その効果は覿面だった。
歯茎はピンク色になり、症状は改善された。
電動歯ブラシも、うがい薬もいらない。
安い歯ブラシ一本と、これまた安めの歯磨き粉で事足りるのだ。
私は地味に毎日続けたおかげで、歯はいたって健康だ。
磨き方も堂にいったもので、歯医者によく褒められるまでになっている。
歯医者に行く前も同じように磨き、プラークがほとんど無い状態で口内を見せるようにしている徹底ぶりだからだろう。
最近歯の健康は体のさまざまな箇所に影響を与えると聞く。
認知症や糖尿病にも関係しているそうだ。
歯の健康は比較的簡単にできる方法なのだから、気になった方は騙されたと思って取り組んで欲しい。
ちなみに、歯を磨いた後はお茶や無糖コーヒーぐらいなら大丈夫だが、基本的に水以外は飲み食いしないことだ。
せっかくの歯磨きが台無しになってしまう。
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