第14話 寝る前の突発的な不調

 普通に寝ようとした時のことだ。

 突然動悸が激しくなり呼吸が荒くなった。

 寝室でこれを書いているが体調は芳しくない。

 喉はカラカラで精神が安定していない。

 思わず心の中で笑ってしまった。

 こんな状況でも書いているぞ。

 それにしてもこんな状態では眠れないな。

 深呼吸を何回かする。

 外で車の通り過ぎる音がする。

 音楽でも聞いていようか。

 また動悸が激しくなった。

 しばらくは煩悶しよう。

 これだけ書ければ十分だろう。


 水を飲み、頓服薬を飲もうか迷う。

 今日はすでに1錠飲んでいるのだ。

 検索すると1日3錠まで大丈夫みたいだが、医師からは「飲まなければならない機会ならば」飲んで良いと言われている。

 もう少し待ってみよう。

 また水を少し飲んだ。


 結局頓服薬を飲んだ。

 眠れない。

 起きてしばらく息を荒くしながら意識して体を揺する。

 心臓のバクバクが脳に響く。

 こういう時は焦ってもしょうがないのでただただできるだけ落ち着かせて時間が過ぎていくのを待つ。

 あるがままにいるのだ。

 シーンという静寂が耳を浸している。

 また水を飲んだ。

 しかし器用なことをしていると自分でもいくらか客観視できるまでには持ち直す。

 書き殴ることでいくらかはクールダウンできている。

 後はしばらくはこのまま時間の経つのを待とう。

 (まだ続くと思われるがこの辺で筆を置く)

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