第9話 ダンジョンRPGの夕べ

 ダンジョンRPGが好きである。

 TRPGの『ダンジョンズ&ドラゴンズ』も好きなのだが、それは別の機会で。

 その始まりは『ウィザードリィ』に求めることができる。

 幾多のゲームを経てきたが、結局戻ってきてしまう。

 そんなこんなで、現在どのデバイスでもダンジョンRPGができるようにしてある。

 そのシンプルながらスルメのようなゲーム感ゆえに長時間腰を据えてゆっくりとではないが、ちょくちょく時間があればプレイしてしまう。

 ダンジョンRPGの構造は単純だ。

 拠点となる街なりがあり、近くに冒険するべき場所=ダンジョンが待ち受けていてそれに挑む。中にいる数多くのモンスターを狩り、レアアイテムを求めてひたすらさすらう。

 もっとも原始的なRPGといえるだろう。

 TRPGのダンジョン部分だけを抜いたのだからそれもそうである。

 関わりがあるので触れておくが、TRPGとは「テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム」の略で、プレイヤーがキャラクターになりきって物語を進める対話型のゲームである。ルールブックに基づいて、ゲームマスター(進行役・裁定者)がシナリオを進行し、プレイヤーはダイスを使ってキャラクターの行動の成否を決定する。

 昔はマッピングといって、ノートに手書きで地図を書かねばいけなかったが、最近のダンジョンRPGはオートマッピングで歩いたところが自動的に記録されて地図になる仕様になっている。

 さらにミニマップといって、自分のまわりのちょっとした範囲が常時マップとして表示されるまで親切になった。

 昔の不親切さもいいいが、今の親切さも面白いものである。

 最近のゲーム機も持っているがレトロフリークというファミコンなどのゲームができる互換機も持っているので、気がつけばかなりのゲームフリークといえるまでになった。そこにはウィザードリィもある。

 さらに広がり、スマホやFire TV stickまでウィザードリィは及んでいるのだ。

 (実は数々のボードゲームまで持っている徹底ぶりなのである)

 ダンジョンRPGの夕べはまだまだ終わらない。

 

 

 

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