第8話 音楽の天球
私の音楽環境は多少複雑だ。
親が音楽好きなこともあって、幼い頃から多種多様な音楽のもとに置かれていた。
ミュージシャンを目指していた友達も身近にいた。
その影響か、私もジャンルを越境した聴き方をしていくことになる。
クラシックに民族音楽、ロックからエレクトロニックにワールドミュージック、流行りの音楽にアニメソングなどなど。
人間は死ぬ時に最後まで機能しているのは聴覚だという。
それだけに「きくこと」は、深く根ざした体験といっていい。
音楽療法というのもある通り、ダイレクトに脳に効いてくるのだ。
それは病気の時にいたく身に染みた。
病気がそれほど酷くない時よりも感情を揺さぶって、涙したこともある。
好きな音楽を聴くのがいいが、なるべく広く耳を浸す、試聴してみるのが自分を拡げるし好きを増やせる機会が増える。
CDショップなどに試聴しにいくのが億劫ならサブスクに入るのが手っ取り早いだろう。
Wi-Fi環境が整っているなら、スマートスピーカーにしてしまうのも手だ。
どうせWi-Fiの定額料金を払っているなら最大限有効活用するのが賢い使い道なのではないだろうか。
Amazonでプライム会員でセールならば安い値段でそこそこ音質が良いスマートスピーカーが買えてしまう。
私はSONOSのスマートスピーカーを使っている。
欠点はAlexaとWi-Fi接続がワンクッション置いているので連携が悪い時もあることだろうか。
盗聴?都市伝説だ。プライバシーには配慮されているし、気になるなら起動が確認できる(音が鳴って知らせてくれる)SONOSにでもすればいい。
それに、音楽を聴くぐらいしか使い道がないという方には耳よりの情報がある。
将来的にスマートスピーカーはLLM(大規模言語モデル)に対応し、自然な会話ができるようになるというのだ。できることが格段に増えることになる。
SONOSはWi-Fi環境があるならばオススメのメーカーである。値は張るが、音質は申し分ない。
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