第2話 『珈琲で酔えたなら』のスタンス

 今回も重要で早めに言ったほうが良いと思ってたら書けた。


 病人であるというのを明かしたからといって、別段求めるものはない。

 広告収入があればあれで越したことはないが(たぶんそんなに人気は出ないものと思われるけれど)、隠しておくのが辛くなってきたというのもある。

 健常者ムーブでやっていくには限界がきたからだ。

 元々にして無理があったのだが。

 リアルでの認識の変化が大きかった。

 障害者手帳を取得し、障害年金をもらうようになったのだ。

 これまではもらわず済ませるようにしてきたのだが、サポートしてくれる人の勧めでもらわざるを得なくなった。

 それがきっかけで一気に吹っ切れ、ウェブ上でも言ってしまえ、と決心できた。

 言っておくとここでの私のスタンスは、「どのような態度でも甘受する」ことと「できるだけ誠実であること」である。

 読んでくださっている方の中にはどのような態度で接していいか困惑されている向きもあると思う。

 ぶっちゃけどのような態度でも構わない。

 一書き手として向き合ってくれればそれで……とはなかなかいかないかもしれないが、私はできるだけありのままを語っていくので、同じようにできるだけありのままを返してくれればそれで良い。

 別にここで身の上を愚痴ったり吐露したりする、「王様の耳はロバの耳」的なことはしたくないので、風通しには気を遣っていくつもりである。

 それでも多少滲み出てしまうのはご寛恕賜りたい。

 


 

 

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る