珈琲で酔えたなら

水;雨

第1話 カミングアウト

(この書きものでは自分のことを「私」と言っていきます)

 まずは言っておこう。

 私はかなり前からずっと病気だった。

 健常だった1.5倍の歳月を大体において寝たきりだった。

 『カクヨム』での最初の投稿を調べると2019年となっているが、実はその頃も大変な状態だった。

 頭はよく働かず、少しずつ、放り出すようにして文章をこさえていた。

 現在、1日に書けている文章は7行。

 『石の上にも三千世界』がそうなのだが、最近とみに思うことがあった。

 たぶん病気は治らない。

 いつか、いつかと希望を持ってきたのだが、ここらへんで考え方を変えねばならない。

 この抱えるものを隣人として付き合っていかねばならない。

 むしろ友達にならねばならぬだろう。

 なら、もう隠す必要もないか。

 これまでそのような匂わせる報告はしてきたし。

 

 出せるところまでオープンにしようとするのは以上のような経緯である。

 1日に書く量を無理くり増やしているから実のところ大変なのだが、小説と違うマインドなので実際書いてみると気楽にいけそうである。

 これからいつまでになるか分からないが続けていこうと思う。

 

 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る