1話ー第5章ー盗賊団の討伐
「ギャハハハハハ!!金と食いもんと女は残せよ!それ以外は壊して良いからな!」
「「へいお頭!」」
襲撃の報告を受けて俺たち4人はすぐに現場へと向かった。不幸中の幸いと言うと不謹慎だが、場所がそこまで離れていなかったのですぐに駆け付ける事が出来た。それでも救いきれなかった人達もいて、逃げ遅れたであろう人が悲しい姿で転がっている。
「あそこだな。許せねえ!」
「ええ、絶対に許さない!」
「対象の生死は不問にします。住人の救助を最優先で。」
「みんな、頑張ろうね!」
「敵の総数は16人。4人ずつにわかれているみたいね。」
「多くの人を助けるには各個でそれぞれを叩いていくのが良さそうです。」
「リエルの案に賛成。」
「決まりだ。さっさと行こうぜ。」
「左手前のグループ、槍持ちが多いから私がいくね。」
「その奥、剣使いが多そうです。私がいきましょう。」
「右横と右奥にいるのは斧持ちメインね。セナスどうする?」
「俺が手前にいく!」
「わかったわ。リエル、セイラ、そっち『魔術師』が見える。気をつけてね。」
ルルナの言葉にリエルとセイラが頷き、各々が戦場へと向かう。さあ、戦闘開始だ!!
ーanother view(セイラside)ー
さぁ、頑張らなくちゃね。私の相手は斧持ち1、槍持ち2、魔術師1、かな?
数的にはどうしても不利だから、まずは私の得意武器の斧が有利を取れる槍持ちから倒したいよね。武器相性の三竦み『斧→槍→剣→斧』武器相性がすべてではないけれど、少なくない要素になるからね。意識して損はしないよ。
「なんだあの女!久々の上玉じゃねえか!ヤりてえ!」
「ずりぃぞ!俺にもヤらせろ!!」
ホントにクズ。救いようがないよね。盗賊共が私に気付いて近寄ってくる。右手から斧持ち、左から槍持ち。斧持ちの攻撃を避けて、槍持ちの攻撃を斧を使って受け流す。そこでワンテンポ出来るから、受け流す勢いのまま身体を回転。そのまま槍持ちに斧の一撃を振りかざす。
「避けるなよ、めんどくせえ!!」
「お嬢ちゃんのか弱い力で俺達を倒せるわけないの!諦めな!!」
槍持ちは槍の柄の部分で私の攻撃を受け止めようとする。『ボキ』『グシャ』続いた音は2つ。槍が真っ二つに折れた音、槍使いの胴体に私の斧が吸い込まれた音。男の身体も真っ二つに裂かれた事を視認した後、空を舞う折れた槍の穂先を掴み残る斧持ちにぶん投げる。目指したのは顔。そうすると選択肢は避けるか、武器で顔を守るか。相手が選んだのは後者。相手の視界から私を外して体勢を低くし、相手の左脚を切り落とす。身体を支える脚が片方なくなったことでバランスを崩す斧持ち。何が起こったのかわからないように仰向けに倒れ込む。女を嬲り、その他を殺して金品を盗み楽しむ男にかける情はない。そのまま薪割りの要領で頭をかち割る。よし、まず半分殺した。
「おいてめえ、よくも俺の舎弟を殺してくれたな。」
「だからなに?貴方もすぐ同じ場所に行くんだから。向こうで仲良く出来るじゃん?」
「コイツ!身体も心もズタボロに汚してから殺してやる!!喰らえ!『火炎球』(ファイアー)」
「でた!兄貴の魔法だぁ!!」
ルルナちゃんの言う通り魔術師がいたね。『魔術師』魔法をメインに戦う人達。私達には『魔力』と呼ばれる魔法の力が存在しているらしい。本で読んだだけなんだけどね。その魔力を使って繰り出すのが魔法。
「魔法使えるんだ?それで?」
魔法、というと魅力的に聞こえるかも知れないが、あまり世間的には普及されていない。なぜなら①発動タイミングが読みやすい事。魔法陣が浮かぶからね。②軌道が読みやすいこと。魔法陣から直線にしか動かないからね。そして③とにかく燃費が悪い。一般的に魔法は1日3回通常魔法を撃てるかどうか。本当に燃費が悪いよね。とりあえず茶番に付き合う理由なんてないから、私も少しだけ本気を出そうかな。
「 ノーム・インパクト
『大地揺ルガス妖精ノ戯レ』!!!」
声高々に業名を響かせ、斧を地面に振り下ろす。私の力と私の魔力が大地を走る衝撃波へと変わり、相手2人が体勢を崩す。その一瞬の隙をついて急激に距離を詰める。
「く、来るな!『火炎球』!!」
焦って放つ魔法なんて余程じゃなきゃ当たらない。魔法は相手が認識出来ないタイミングで放つのが強いのであって、来るとわかっていればさほど怖いものではない。もう1人の槍使いは反応すら出来ていない。
「 フェアリー・ハルバード
『万物断チ切ル妖精ノ斧』!!」
魔力を斧に込めて一撃を振るう。兄貴と呼ばれた魔術師はあえなくこの世を去った。残る1人に斧を突きつけ降伏勧告。一応ね。
「さて、残るのは貴方1人です。私の手にかかって無様に死ぬか、法の下裁かれるか、どちらがいいですか?」
「降伏します、、、」
「いい決断です。」
ーanother view end(セイラside)ー
ーanother view (リエルside)ー
さぁ、参りましょう。私の相手はおそらく剣使い2、魔術師1、槍使い1ですかね。槍を得意とする私としてはやりやすい組み合わせですね。他の人だと武器相性の不利を取ってしまいますからね。まぁ、不利取られたとはいえ負けるとは到底思えませんけど。
「げへへへ。おら、ケツ出せ。」
「イヤ、やめてください!!」
目の前で強姦が行われようとしている。女の身としては到底許される行いではない。ただ、全員の意識が私に向かずここまで近づけた事だけは良しとできる。ただ、、、
「助けてください!!」
発言だけならまだしも、手をこちらに差し伸べられると流石にバレる。せめて1人ほど殺したかった。
「『大地揺ルガス妖精ノ戯レ』!!!」
そこでセイラさんの声が聞こえてくる。何が起こるか瞬時に察せた私は盗賊どもの射程範囲ギリギリで踏みとどまり衝撃に備える。直後セイラさんの『業』によって地面に衝撃が走る。身体に流れる魔力を武器や防具に流して効果を得る技を『業』と一般的に呼称されている。魔法の燃費が悪い現状、業が戦闘における魔力の使い方の最善だと私たちは考えています。魔法に比べて消費する魔力が少なく、実践向きとされていますね。何が起こるかわからない盗賊どもは突然の衝撃に体勢を崩し、うち1人が後ろに倒れる。ここぞとばかりに槍で首元を貫いて殺す。よし、結果的に1人やれたのでよしとしましょう。
「てめえなにしやがる!!」
「そこの貴女、いますぐお逃げなさい。」
「ありがとうございます!どうかご無事で!」
「無視してんじゃねえぞ!」
言葉を返す必要などありません。殺せたのは唯一の槍使いでしたので、魔術師を先に殺せば後は非常に戦いやすくなる。
「ぜってぇ泣かす!『氷結止』(フリーズ)!!」
足元に水色の魔法陣が発現する。『氷結止』水色の魔法陣を踏むと足が凍り付く魔法だったかしら。なら踏まなければいい。足に力を込めて大きく跳躍。距離を詰めたら槍で心臓を貫く。リーチが長い槍だからこそできる技です。術者を殺しても魔法陣は残ってしまうので跳躍しながら貫いた身体から槍を抜いて、地面に刺して石突に着地する。
「 バンブー・アッパー
『天ヲ貫ク神竹ノ昇撃』!!!」
そしてそのまま業を発動させる。『氷結止』の魔法陣を上書きして魔法陣が地面に浮かび上がり、地面から槍が突き出す。空を穿った槍が1人の剣使いの身体を貫く。ラスト1人が斬り掛かってくるのを槍の柄で受け流して体勢を直す。上出来でしょう。
「なにもんだよお前。」
「答える義理はありませんね。」
「ああそうかよ!業使えるのはお前だけじゃねえぞ!『神ヲモ喰ラウ野獣ノ牙』!!」
ふむ、業を使えるようですね。想定内ですけれども。相手の剣に魔力が集まり光りだす。そこから左下に向けての袈裟斬り、返す刃で斬り上げ、斬り下ろし、横薙ぎと斬り掛かりが続くが、動きが目で追えてしまえば怖いものではない。
「 ブルーミング・ラッシュ
『狂イ咲ク桜華ノ連撃』!!!」
槍に魔力を集めて業を使う。相手に連撃業を見舞われたので私もやり返す。私のこの業は8回の高速連撃。槍の良い所は線の斬り方ではなく点の突き方にもあると思う。どこを狙われているのか構えの段階で分かりにくい。よって目で槍の動きを追えないとこの業は破られない。
「がはっ。」
血を吐いて倒れこむ。全8回の連撃がもろに入っている。傷自体も深いし出血量も致死量だ。せめてもの情けに苦しまぬようにトドメを刺す。うつ伏せに倒れこむ相手の心臓を一思いに貫く。さて、この程度でしたら他のみなさんも負けることはないでしょう。住民の保護を優先いたします。
ーanother view end(リエルside)ー
さぁ、始めよう。俺の相手は剣使い2、斧使い2だな。不利ではない武器相性、って感じだな。早速盗賊が俺の接近に気づく。男の接近には気を払っているらしい。ボスらしき男を残して3人がかりで斬りかかってくる。それに備えて1歩下がったところでセイラの声が響き渡る。
「大地揺ルガス妖精ノ戯レ!!!」
俺たちの中での共有事項だ。普段模擬戦では禁止している『業』だが、その内容は全員が全員の業とその影響を把握している。業や魔法の名前を声に出すのは、それが発動効率をあげるため、もあるが俺たちの場合は連携を取る、という側面もある。
「 ホワイト・ブレード
『穢レヲ知ラヌ純白ノ剣』!!!」
衝撃をやり過ごした後すかさず俺も業を使う。俺のこの業は剣に魔力のオーラを纏い、切れ味を引き上げる効果を持つ。白の剣は体勢を崩した相手の首を斬り落とし、そのまま2人目の剣使いと鍔迫り合い。一瞬の鍔迫り合いの果て相手の剣を切断し、そのまま袈裟斬りに切り捨てる。斧使いが隙を見計らったように襲い掛かる。周辺視野にてその動きを捉えていた俺はなんなく躱す。斧使いの攻撃は避けるに限る。セイラの一撃を躱せなかったらと考えるとゾッとする。ああ見えて俺らで1番パワフルだからな。斧を振り下ろした腕を斬り落とし、首をはねる。よわっち。
「後はあんただけだけど、降伏するつもりはあるか?」
捕虜として捕まえられれば情報源として使えたり、奴隷として売れたりするので一定数メリットがあるので一応聞いておく。
「雑魚を殺した程度で粋がるなよ。死ねや。」
どうやら降伏勧告に応じるつもりはなさそうだ。
「『疾ク駆ケル瞬脚ノ如ク』!!!」
相手も業を使えるようだ。相手の靴が光ると、急激に距離を詰めてくる。速度上昇系統の業だろうか。いつも戦う相手はこういった使い方はしてこないので、少し研究しよう。疾くなったとはいえ目で追えない速度ではないし、他の盗賊どもは殺したから気にしなくていい。うん、少し遊んでもいいな。しばらく防戦に徹するフリをする。
「ハハハ!俺様がよく見えてえるじゃねえか!だが、防御で精一杯みたいだな!」
言葉は返さない。返す必要ないからね。
「言葉も出せねえみてえだな!!!」
「もういいや。充分遊んだし。」
調子に乗ったのか挑発する発言が増えてきて面倒になってきた。あんまり気が長い方でもないので、新しい業に飽きてきた所もある。終わろうかな。
「 ホワイト・ロンド
『白炎煌メク剣ノ輪舞』!!!」
俺の業は2段階にわかれる。剣に魔力を込めて強化するだけの第1段階、そしてそこから更にこめる魔力を増やして使う第2段階。今回は『穢レヲ知ラヌ純白ノ剣』が第1段階で、『白炎煌メク剣ノ輪舞』が第2段階だ。込めた魔力をブーストさせて肩口から左下への袈裟斬り、返す剣で横にはらう2連撃。胴体が3つに斬りわけられた身体を確認して、1息つく。他の3人は違うが、俺は人を殺すのは初めてじゃない。殺人童貞なら卒業済みだが、やはり気分がいいものではないな。他の3人は初めてだけど、大丈夫だろうか?一応様子を見に行こうかな。
ーanother view(ルルナside)ー
さぁ、やるわよ。私の相手は斧使い3、剣使い1、なんともやりやすい相手ね。隠密する気はさらさらない。一刻も早く相手を屠って助けられる生命を増やしたい。わざとらしく足音を出したから私の接近にはすぐに気付いた。うち1人の住民を殺す暴虐の手を一旦止める事には成功したが、残りはまだ暴虐の手を止めない。女の私1人に全員は向かってくれないよね。それはわかってたから、さっさと殺して驚かせてやろう。レイピアの持ち手に手を掛ける。遠くでセイラの声が聞こえた気がした。
「おお!よく見たらいい女じゃねえか!!殺すのは惜しい!楽しもう!!」
「死ね。」
発した言葉の冷たさに自分でも寒気がした。殺す気なのかそうじゃないのかわからないが男は武器を振りかぶる。男の動きを見ながら距離を詰め、振り下ろした動きをみて回避する。両の手で斧を振るった後は隙だらけ。心臓を一刺しで貫き横に切り払って殺す。他の3人が一瞬の出来事に戸惑ったが、即座にリーダー格の男が指示をとばして立て直す。
「あの女やばい、全員でかかるぞ!」
「「へい!!」」
剣使いと斧使いが2人で先陣をきってかかってくる。その後ろにはリーダー格が控える陣形だ。まあ悪くない陣形だろう。私が相手じゃなければの話だけど!
「 マンティス・シェイバー
『振リ翳ス蟷螂ノ刃』!!!」
レイピアに魔力を込めて横薙ぎに払う。すると三日月状の衝撃波が飛ぶ。この業は簡単に言うと飛ぶ斬撃だ。これに当たってくれるなら楽に終わるだけだし、これを避けると先陣を並ぶ2人はどうしても距離ができる。その隙を狙うのがこの業を使った目的だ。だったのだが、どうやら私は楽をできるらしい。1人直撃して倒れてくれたので、残る1人をすれ違いざまに首をはねて殺す。よし、これでタイマンだ。
「ぜってえ殺してやる!!」
リーダー格が声を上げて迫りくる。
「『悪鬼屯ウ地獄ノ底へ』!!」
相手の剣に黒いオーラがでる。見た感じセナスの『白炎煌メク剣ノ輪舞』に近いものを感じる。でもセナスの業に比べたらお粗末な業にしか見えない。正面から叩き潰そう。
「ヘラクレス・グレイト
『打チ砕ク英雄ノ角』!!!」
脚に力を入れてて突撃する。打チ砕ク英雄ノ角はレイピアを使った突撃業だ。私の持つ業の中では最大級の破壊力を持つ。業と業がぶつかり合い、凄まじい音が鳴る。相手の業は私の業に掻き消され、急所を確実に貫き勝敗が決する。これで終わりか、みんなと合流しようと踵を返した。
「馬鹿野郎が!!!」
突然何かに体当たりされ、横に吹き飛ぶ。驚く矢先に、さっきまで私がいた位置を何らかの魔法か業が通りすぎる。そのままであれば間違いなくそれに直撃していた。助けられた形になる。さっきの声は、セナスだ。セナスにお礼を言わなきゃいけない。身体を起こしてセナスを探す。
「セナス!!!」
「セナスさん!!!」
「セナスくん!!!」
うつ伏せで倒れ込むセナスの姿が目に入る。倒れたセナスにすぐに駆け寄り状態を確認する。リエルとセイラもセナスに駆け寄る。どうも最初の業で倒したと思っていた下っ端が殺しきれていなかったらしい。セナスに駆け寄りがてら幼馴染2人が止めを刺してくれた。私を狙ったそれに私を庇って直撃したようだ。右腕の負傷がひどい。
「ねえ!セナス!!意識はあるの!?」」
返事はない。不安が募る。イヤだ。これでお別れなんて死んでもイヤだ。これからも4人で楽しく過ごしたいし、2人で稽古したり、軽く煽り合ったり、バカなじゃれあいだってまだまだしたい。
「ねえ、起きてってば!!セナス!!」
「ルルナさん、変わって!!」
離れた場所にいたリエルとセイラが合流する。セナスを揺さぶって目を覚まさせようとする私からセナスを取り上げ首筋に指を押し当てる。イヤだ。考えうる最悪を想定したくない。私のせいでセナスを喪うなんて私は立ち直れる気がしない。
「ルルナさん、安心ください。ひとまず息はあります。ただ、予断を許す状態でもないのですぐに治療を施す方がいいでしょう。」
「盗賊達もほぼ全員倒したし、援軍も来てくれたから残党狩りも任せられるよ。私達は撤退して、治療してもらお?」
よかった。生きててくれた。言い訳はしない。私が甘かった。きちんと死んだ事を確認せずに放置した私が悪い。あんな事が2度も起これば私は自分を許せない。
「ルルナちゃん、大丈夫だよ。落ち着いてね。セナスくんは大丈夫だから。」
「セイラさん、ルルナさんを頼みますね。私はセナスさんを連れていきます。」
「うん、任されたよ。セナスくんをよろしくね。」
リエルがセナスを担いで救護用の仮設テントに運んでいく。私はなぜかセイラに抱きしめられている。鎧が硬くて冷たいが、なぜか心安らぐ気がする。濡れてる?セイラの鎧に触れる顔から水気を感じる。そこで始めて私は自分が泣いている事を自覚した。なんで?セナスが死んでしまうと思ったから。なんで?兄弟同然に過ごした友人だから、いなくなったら悲しいに決まってる。本当に?うるさい。もう、認めてしまおうか。心の奥底では気付いていたけど、押し殺していた感情。ずっとずっと押し殺してきた気持ち。認めた瞬間心のつかえが取れた気がした。『セナスのことが好き。』でもこの感情は誰にも知られてはいけない。極力隠さなければならない。セナスともっともっと一緒にいたいから。
ーanother view end(ルルナside)ー
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます