超ショートストーリー

スキップステップ

軽やかにスキップをする彼女。なびく髪の毛が楽しそうに跳ねている。彼女は頭も良く、行動力がある。私には無いものを持っていて、尊敬している。

学校を卒業して社会人となった私達。数年経つと変わらない関係に私は永遠を感じた。

そう感じたのに絶望した。

彼女は学生時代から人を見下すような発言が多々あった。私はそれが嫌だった。私が言われて傷付いた発言を今後はやめてほしいとお願いしたことがある。「わかった」と謝ってくれたけど直ることはなかった。嫌なことが永遠に続くのは絶望だ。

彼女は仕事も出来て人気もある。一緒にいて楽しかったのも尊敬しているのも事実だ、

だけど私は彼女を卒業する。彼女のように軽やかなスキップでステップアップしよう。