謙虚にならず自信を持つ

 執筆初心者が誰でも最初に思うのは「自分には才能がない」ということでしょう。いざ小説を書いてみたけれど出来栄えに自信がない時もあるでしょう。これは誰しもが経験することです。


 日本の文化では「謙虚さが大事」とありますが、小説を書くときに謙虚さは不要です。自信を持ちましょう。いっそ「自分はベストセラー作家だ」というくらいの自信を持ちましょう。


 「自分は駄作しか書けないのか……」と思い込むと筆が進まず、最悪の場合、筆を折りかねません。せっかく書こうと思ったのにもったいないです。



 では、どうやって自信を持つか。一言で言うなら「何事もポジティブシンキング」でしょうか。


 例えば「キャラのかけあいが中心で地の分が少ない」のなら「会話が多いことでテンポがいい」と考えましょう。「このキャラを主人公として長編を書きたくても短編しか書けない」のなら「同一キャラを主人公とした短編集を書こう」と考え方を変えましょう。


 そもそも、売れっ子でも何かしら苦手なところがあるはずです。完璧な人間など存在しません。同じように完璧な小説も存在しません。「ああ、ここがダメだ。あそこもダメだ」と弱点ないしは欠点を数えるのではなく長所を数えましょう。もし、弱点克服を目指すなら、と考えましょう。その方が精神的に楽になります。



 カクヨムで「読む」場合は、読んだ作品の長所・面白いところを褒める応援コメントを積極的にしましょう。そうすることで作家は嬉しいですし、コメントを書いた側は「書く」場合もすんなりとポジティブ思考になれます。


 こんな話があります。ベッドの上でスマホを触ってばかりだと、脳が「ベッド=スマホで遊ぶ場所」とインプットするそうです。そして睡眠不足になる。これはカクヨムも同じです。「カクヨムは長所を探す場所」と脳に認識させるのです。これが応援コメントをおすすめるる理由です。そうすれば書く側も読む側もウィンウィンです。逆に重箱の隅をつつくようなコメントばかりしていると、自作を客観的に分析するときに邪魔になります。



 今回のまとめとしては「自信を持つために何事も前向きにとらえる」となります。なかなか難しいですが、才能があるないの問題ではないです。訓練次第で変えられますので、まずは意識改革を目指しましょう。

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