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2024年11月11日 12:43
報告「こちらを収め下さい」→「こちらをお納め下さい」田中家と綾瀬家で進めていた色んな話もこれで必要になるのかな・・・。必要になるのかな→必要なくなるのかな所感現在アメリカから契約条件が書かれた書類が取り寄せられて契約書の翻訳をしようとしていたらしい。えぇと、そうですね、適当な表現が出ませんが、この文少し手を入れたほうが良いかとそれは俺にとっても願ったり叶ったりと思う所だと思う。"と思う所"の部分は必要ないかも知れません。
作者からの返信
誤字報告ありがとうございます。早速修正致します(`・ω・´)ゞ。所感の部分は前後の表現を含めて弄ってみました。以下の通りです。△△△ 家に戻ると、カオリの家に車があった。マサヨシさんは今日は早めに店を閉めたのか、既に家に帰って来ているようだ。 今日の事を説明するために、俺とカオリとシオリはカオリの家に入ると、マサヨシさんはリビングで辞書を片手に書類を見ていた。どうやらハルカさんの転院に関する書類を翻訳しているらしい。 英語が得意なカオリに任せればすぐに翻訳できるものだと思うけど、マサヨシさんはハルカさんのために急ぎたかったのだろう。カオリの帰りを待てなかったようだ。 話をすると、マサヨシさんは、病院から提示された転院先の中から、日本語で会話できるスタッフがいる法人との契約に前向きになっていたらしく。今日は送られて来ていた契約書を翻訳していたらしい。渡航許可がおりていない段階であるにも関わらず、その法人から契約書が送られて来るのはかなり怪しいなと思った。「日本語訳は無かったんですか?」「入っていたよ、ただこの契約書に比べて文章が少ないんだ」「何か怪しいわね・・・私達が翻訳するわ」「すぐ終わるからマサヨシおじさん待っててよ」 日本語訳もそれなりの文字数があったけれど、確かに英語で書かれた契約書に比べて少ないように感じた。「15枚あるな・・・5枚づつ手分けして翻訳しようか」「そうね」「じゃあ競争だね!」「契約書だし、早さより正確性が大事だからな」「私は間違えないわ」「うっ・・・」 英語が得意な俺とカオリとシオリの3人がマサヨシさんに代わって翻訳したところ、カオリが6分、俺が10分、シオリが12分で5枚づつの翻訳を終えた。 カオリは読みながらそのまま翻訳を書き続け、俺は読んで日本語にして翻訳するのに1拍時間がかかっていた。俺とシオリの差はその1拍の時間の長さの差だった。「カオリお姉ちゃんの倍もかかっちゃったよ」「ここの漢字が間違ってるわ」「正確性が大事なんだぞ」「うっ・・・」 翻訳されたものを繋げて読むと、手術の事についてはその病院に一任し、結果について一切の異議申し立てが出来ない事になっている事や、違約に関する条項がかなり細かく設定されていて、こちらにかなり不利な文面になっている事が分かった。日本語訳らしものには、その罠とも言える部分が全く翻訳されておらず、それを読んだだけでは分からないようになっていた。「手術費用は事前に聞いてたよりかなり安価ですけど、違約金がすごく高くなるようになってますね」「違約される事を分かってて送って来たみたいだわ」「これは酷いよ・・・」「電話ではかなりフレンドリーな感じだったんだけどね・・・」「詐欺師は天使の顔をしているっていいますから」「お母さんの命を預ける相手が悪魔なんて笑えないわ」「アメリカって怖い・・・」 シオリにアメリカに対する変な印象を与えてしまったらしい。「詐欺師はどこの国でもいるからな。ハンコついて泣きを見る事はどこでもあるから、契約書は良く見ないと駄目だぞ」「うん・・・」「まるで経験者みたいに言うのね・・・」「日本語訳が入っているのを見て、良心的だと思ってしまった私には耳が痛いな」 マサヨシさんが権田に渡されていた坂上病院の担当者に問い合わせたら、ハルカさんを転院させる話も含めて既に伝わっていて、こちらで全て準備しますと言われたそうだ。 契約書の件についても伝えたら、送り返していないなら特に相手先の病院との問題は起きないと言われたらしい。ただ、どこからかハルカさんの個人情報が流出している可能性があるので、転院手続きを急いだ方が良いとも言われたららしい。 つまり現在ハルカさんが入院している病院が怪しいと言う事なのだろう。アメリカの病院を懸命に探してくれていたように聞いていたけれど、海外の詐欺師と繋がっていたとしたら笑えない話だ。
報告
「こちらを収め下さい」→「こちらをお納め下さい」
田中家と綾瀬家で進めていた色んな話もこれで必要になるのかな・・・。
必要になるのかな→必要なくなるのかな
所感
現在アメリカから契約条件が書かれた書類が取り寄せられて契約書の翻訳をしようとしていたらしい。
えぇと、そうですね、適当な表現が出ませんが、この文少し手を入れたほうが良いかと
それは俺にとっても願ったり叶ったりと思う所だと思う。
"と思う所"の部分は必要ないかも知れません。
作者からの返信
誤字報告ありがとうございます。
早速修正致します(`・ω・´)ゞ。
所感の部分は前後の表現を含めて弄ってみました。
以下の通りです。
△△△
家に戻ると、カオリの家に車があった。マサヨシさんは今日は早めに店を閉めたのか、既に家に帰って来ているようだ。
今日の事を説明するために、俺とカオリとシオリはカオリの家に入ると、マサヨシさんはリビングで辞書を片手に書類を見ていた。どうやらハルカさんの転院に関する書類を翻訳しているらしい。
英語が得意なカオリに任せればすぐに翻訳できるものだと思うけど、マサヨシさんはハルカさんのために急ぎたかったのだろう。カオリの帰りを待てなかったようだ。
話をすると、マサヨシさんは、病院から提示された転院先の中から、日本語で会話できるスタッフがいる法人との契約に前向きになっていたらしく。今日は送られて来ていた契約書を翻訳していたらしい。渡航許可がおりていない段階であるにも関わらず、その法人から契約書が送られて来るのはかなり怪しいなと思った。
「日本語訳は無かったんですか?」
「入っていたよ、ただこの契約書に比べて文章が少ないんだ」
「何か怪しいわね・・・私達が翻訳するわ」
「すぐ終わるからマサヨシおじさん待っててよ」
日本語訳もそれなりの文字数があったけれど、確かに英語で書かれた契約書に比べて少ないように感じた。
「15枚あるな・・・5枚づつ手分けして翻訳しようか」
「そうね」
「じゃあ競争だね!」
「契約書だし、早さより正確性が大事だからな」
「私は間違えないわ」
「うっ・・・」
英語が得意な俺とカオリとシオリの3人がマサヨシさんに代わって翻訳したところ、カオリが6分、俺が10分、シオリが12分で5枚づつの翻訳を終えた。
カオリは読みながらそのまま翻訳を書き続け、俺は読んで日本語にして翻訳するのに1拍時間がかかっていた。俺とシオリの差はその1拍の時間の長さの差だった。
「カオリお姉ちゃんの倍もかかっちゃったよ」
「ここの漢字が間違ってるわ」
「正確性が大事なんだぞ」
「うっ・・・」
翻訳されたものを繋げて読むと、手術の事についてはその病院に一任し、結果について一切の異議申し立てが出来ない事になっている事や、違約に関する条項がかなり細かく設定されていて、こちらにかなり不利な文面になっている事が分かった。日本語訳らしものには、その罠とも言える部分が全く翻訳されておらず、それを読んだだけでは分からないようになっていた。
「手術費用は事前に聞いてたよりかなり安価ですけど、違約金がすごく高くなるようになってますね」
「違約される事を分かってて送って来たみたいだわ」
「これは酷いよ・・・」
「電話ではかなりフレンドリーな感じだったんだけどね・・・」
「詐欺師は天使の顔をしているっていいますから」
「お母さんの命を預ける相手が悪魔なんて笑えないわ」
「アメリカって怖い・・・」
シオリにアメリカに対する変な印象を与えてしまったらしい。
「詐欺師はどこの国でもいるからな。ハンコついて泣きを見る事はどこでもあるから、契約書は良く見ないと駄目だぞ」
「うん・・・」
「まるで経験者みたいに言うのね・・・」
「日本語訳が入っているのを見て、良心的だと思ってしまった私には耳が痛いな」
マサヨシさんが権田に渡されていた坂上病院の担当者に問い合わせたら、ハルカさんを転院させる話も含めて既に伝わっていて、こちらで全て準備しますと言われたそうだ。
契約書の件についても伝えたら、送り返していないなら特に相手先の病院との問題は起きないと言われたらしい。ただ、どこからかハルカさんの個人情報が流出している可能性があるので、転院手続きを急いだ方が良いとも言われたららしい。
つまり現在ハルカさんが入院している病院が怪しいと言う事なのだろう。アメリカの病院を懸命に探してくれていたように聞いていたけれど、海外の詐欺師と繋がっていたとしたら笑えない話だ。