(補足)旅立ちの前にへの応援コメント
問題提起だけでなく、少しでも解決へ向かうヒントも提示する所が素晴らしいです。
「誰かが話を聞いてくれる」と思うだけでも先へ向かえると思います。
作者からの返信
わたくしさん、コメントありがとうございます!
もしも、彼の「いってきます」に「いってらっしゃい」と親が返していたら――
もしも、駅のホームで翼を広げた彼に「どうしたの?」と綾乃さんが声をかけていたら――
もしも、彼の心が壊れたことに、彼の心を壊してしまったことに親が気付いていたら――
彼はこんな旅立ちをしなかったかもしれません。
こんな旅立ちをされる方は、死にたいから旅立つわけではなく、本人の中で他に選択肢がなくなってしまったからなのではないかと思います。わたくしさんの仰る通り「誰かが話を聞いてくれる」というのは立派な選択肢になり得ます。友だちが苦しんでいる時に、そんな新しい選択肢を与えられるようになりたいものです。
(補足)旅立ちの前にへの応援コメント
ちゃんとしてますね。こう言うかゆいところに手が届くみたいな気配りが私には出来ないです(ー_ー;)
作者からの返信
かごのぼっちさん、こちらにもコメントありがとうございます!
本来であれば、最初に公開した時に入れ込んでおくべきでした。。
長編の方でも、センシティブな内容のエピソードの後に必ず入れ込んでいたのですが、今回はそんな気が回りませんでした……反省です。。。
(補足)旅立ちの前にへの応援コメント
アンパンと牛乳のあたりから展開が早くてついていけませんでした。
結局、飛び込んだというわけでしょうか?
いきなりなことにビックリ。
違っていたらごめんなさい。
ヨッシー、どこかにお茶の話かいていますか?
作者からの返信
オカンさん、コメントありがとうございます!
またこちらの作品にも過分なご評価を賜りましたこと、重ねて厚く御礼申し上げます。
オカンさんの仰る通りの展開です。
展開が早すぎましたか。今後の反省材料ですね……
文字数を二千文字強に抑えようとしたのですが、それぞれの展開のボリュームをよく考えないと。。反省です……
ご指摘ありがとうございました!
いえ、お茶の話は書いたことがないです。
翼を広げてへの応援コメント
下東さん、こんにちは😊
何かしらの不安を持ちながらも希望に満ちた春の旅立ち。
その行く先に、驚きました。
この青年が選んだ道に戸惑いとショックを隠しきれません。
自由とは……。
この作品に考えさせられます。
作者からの返信
この美さん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
またこの作品にも大変なご評価を賜りましたこと、重ねて厚く御礼申し上げます。
実は、春は自殺がとても増える季節なのです。
これはデータにも裏付けられており、一部では春は「魔の季節」とも言われています。五月病などという言葉がありますが、実際に5月は増えるようです。
ただでさえ生きるための選択肢が少ない若い方にしてみれば、現実の世界で親から過剰な束縛をされたりすれば、彼のような選択肢を選ぶ方も多いのではないでしょうか。
そんな方たちを減らすために『ゲートキーパー(命の門番)』という考え方があります。ご興味がございましたら、ぜひ下記WEBサイトをご覧になってみてください。
ゲートキーパーになろう!
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/gatekeeper.html
編集済
翼を広げてへの応援コメント
満員電車内で翼を広げたら迷惑だ!
事後処理で電車が止まって会社や学校に遅れて迷惑だ!
知人が飛ぶ瞬間が彼女のトラウマに残って迷惑だ!
当該電車の運転士に深く心に傷をつけて迷惑だ!
残された人々に自責の念を植えつけるので迷惑だ!
報道を観て後を追う人が出るから迷惑だ!
報道を聴いて気分が悪くなるので迷惑だ!
貴方の今まで生きていた事が無駄になるので迷惑だ!
だから……
作者からの返信
わたくしさん、コメントありがとうございます!
またこちらの作品にもご評価を賜り、重ねて厚く御礼申し上げます。
春は、進級・進学・就職などで、これからの未来に胸膨らませる季節です。
しかし、未知の世界への不安や、新しい世界に馴染めずに苦悩するなど、春は自殺の季節でもあります。
その選択肢を選ばせないためにも、私たちも含め、周囲のひとたちが『ゲートキーパー(命の門番)』として、そんな方々に優しく手を差し伸べたいものです。
ゲートキーパーになろう!
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/gatekeeper.html
翼を広げてへの応援コメント
こうして旅立つ若者が非常に増えていると聴きます。
中にはノリで、なんて人もいるみたいで、なんとも居た堪れない気分になりますよね。
さて、この男性は自由になると、背中の大きな翼で羽ばたくのだと言いました。
今、ココではない何処かへ、その先にあるであろう、自由と言う名の空へと旅立つのだと言いました。
きっと生きているだけでも不自由で窮屈な世界だったのでしょう。その背景に何があったのか判りませんが、とにかく彼は解放されたかったのだと。
中にはそれほどに苦しい思いをして生きている人もおられます。
ここから不謹慎な話をします。
この世に、死んだ方がマシだと思える生き様の人も少なくはないでしょう。
仮に地獄から解放されるなら、それは幸せなことなのかも知れない。
人には人の心など図れません。測れません。その人にとっての価値観はその人にしか無いからです。
それでその人や、その人を取り巻く人たちは、何かしらの因果があるのだと思われ、仕方のないことだとも思います。
しかし気の毒なのは、この自由の残骸を拾う者がいると言う現実です。
或いはグレイヴ・ディガーはそんな気持ちの仕事なのかも知れない。 ドイツのバンドが何かは知りませんが、私の頭にはシューベルトの『墓掘り人の歌』が流れていました。
思いのままにつらつらと書いてしまいましたが、私はこんな作品もあるべきだと思いましたよ。
作者からの返信
かごのぼっちさん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価を賜りましたこと、重ねて厚く御礼申し上げます。
本文中にいくつかの手がかりを散りばめましたが、彼は希望していた高校に進学できなかった内気な男の子で、長い間好きなもの(=あんぱん)を食べることすらさせてもらえない自分を束縛する存在(=親)がいたが、(親の)希望外の高校に通うことになったことでその束縛から解放された(=親から見放された)男の子です。
彼にとってこの世は去るべき世界であり、別の世界に飛び立つことが自らの未来へつながると考えて、それを実行に移しました。
すでに彼の心は壊れており、周りのひとたちが進学や就職で新しい世界へ踏み出すのと同じような感覚だったのだと思います。
春(3〜5月)は自殺が増える季節でもあります。
新しい環境に馴染めないなどの理由が多いようですが、彼のような感覚の方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、彼が最後に聞いていたドイツのバンドの楽曲は、下記をイメージしていました。本文中では「〜♪」としか表現していませんが、彼の耳元ではディストーションの利いたギターリフが鳴り響き、ボーカルが叫んでいました。
Leave This World Behind / KREATOR
https://www.youtube.com/watch?v=t0aeweGXCls
翼を広げてへの応援コメント
企画ご参加ありがとうございます。
途中まで石田衣良さんの池袋ウエストゲートパークを彷彿とされる文体の様に感じました。
いい作品です。
作者からの返信
ハナビシさん、コメントありがとうございます!
そんな凄い作家さんの名前を挙げていただき、大変恐縮でございます。
彼の「いってきます」に親が「いってらっしゃい」と返事をしていたら。
翼を広げる彼に綾乃が「どうしたの?」と声をかけていたら。
もしかすると、彼は旅立たなかったかもしれません。
春は魔の季節。彼のように旅立つひとが増える季節です。
そんな旅立ちがひとりでも減ることを祈っております。
企画へ参加させていただき、重ねて御礼申し上げます。
一応条件に合うものを厳選したつもりですが、たくさん参加させていただきましたので、こんなにいらないということであれば、企画から弾いてくださいませ。
お読みいただきましたこと、心から感謝しております。