応援コメント

従兄弟と私、価値観の差異」への応援コメント

  • 私は第二次ベビーブーマーのピーク辺りに属しているので、私のころは「浪人」はごく普通のことでした。どこかで読んだことがありますが、私が浪人をしていた1990年は、浪人生が35万人ほどいたそうです。今は4万人程度、とのことなので、今では、「浪人」を選択することが、「浪人」してまで入学すべき価値のある大学、学部を目指している、と考えてもあながち間違いではないのだろうと思います。

    以前、「医学部医学科進学」以外を許されず、何浪もさせられた女性が、それを強いた母親を殺害した、という事件がありました。また、「9浪して早稲田大学に進学した」という人が最近話題になっています。

    私の個人的意見としては、「浪人」は「1浪まで」で留めておいた方がいいだろうと思っています。「就職のための切符」としての学歴を求めるなら、明らかに「多浪」の名門大学よりも、「現役」のNo.2大学出身生が有利です。それに、よほどレベルの低い大学でなければ、「大学」で学ぶ学問は明らかに高校までの学問の範囲を超えているからです。学問に対する姿勢や、学問の深さなど、もちろん自発的に深めていく必要はありますが、「高校」で求められるものと「大学」で求められるものは異なるからです。

    従兄弟さんとZenakさん、装いや価値観の変化はやはり従兄弟さんの「大学での生活」の影響は大きいと思います。個人的感想ですが、かなり自由な高校生活を送っていましたが、それでも、大学生活とは大きく違ったな、というのが私の実感です。

    私は、色々なことがあって、現役生から8年遅れて医学部に再入学しましたが、8年間(うち1年は浪人)の経験は大きかったと思います。大学院の博士課程を中退、というところまで大学生活を経験したことは、医学生生活で非常に大きなものでした。8浪、では得られなかったことだろうと思っています。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。

    多浪はやはり良くないですよね。医学部を目指していた人から聞いた事があるのですが、昔と違って今はそもそも大学側が多浪の人を敬遠すると聞いたことがあります。仮面浪人の場合にどうなるかは知りませんが。

    ただ、私は多浪するという行為自体が「馬鹿」「悪手」だとは思いません。あくまでも、時と場合や本人の気質に依ると。

    勉強に関わらず何かに費やした時間に価値を見いだせるのは、結局未来の自分だけなのだと思います。何かに打ち込んでいる時はその努力がどう反映されるかなんて分かりません。その時は、来たるべき日に備えて、ただ我武者羅にやっていくしか道はないのでしょう。

    また、仮に過去の時間を無駄にしてしまったとしても、それを「無益」で終わらせるかどうかも未来の自分に掛かっていると思います。過去を教訓に未来へ活かそうと一生懸命努力すれば、帳消しは無理にしても、過去の怠惰をプラマイゼロ位にする対価は得られる筈だからです。

    ただ、私自身は絶対に「多浪」はしません。未来の自分への負荷が余りにもデカすぎるので……。

    現在過去の怠惰を糧に人並みに頑張ってはおりますが、私は元々飽きっぽくダラダラした性格なので、頑張るにしてもこの一年が限界だと思います。理想を語るのは誰だって出来ますが、いざ実践しようとすると超絶難しいコトは身に沁みて理解しています。

    未来の自分がこの投稿を見て「こんなモンも書いたなぁ(笑)」で済ませられるように、憧れのキャンパスライフ()を夢見て努力していきます……

    編集済