第25話
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この手■についてお話しするにあたって、■が持 ていた能力について、改めてお ししましょう。
私は、異形■いう名の、異界の生物や世界そのも■を感知し、さらには干渉する力を持っていました。
その力を使って、あなた■ご じのように、蟆大ケエを私の作った世界――ワンダー ールドに移しました。譌・荵句?譛晞區という少女は、同じ力■蟆大ケエを痛 つけました。後■私を再構成■、蟆大ケエを懐柔させるとい■行いをしました。
多足類は大嫌いですか■、蟆大ケエには本当に同情■ます。主は人でなしですね。
そし■それから、この世界の主も知らなかった私の能力。
私には、この世界の■ 者、つまりあな■の世 にも、限定的に ■できる力があったの■す。
わたしは、この力を使って手紙の内容を電子化した0と1か■成る二進数に置き換えて、あなたの■界へ発信しました。
私は、手■そのものに加えて、在 ことを期■していました。
この世界のユークリ■ド空間上では、全ての現象が規定■れていました。風■雨も、私も、蟆大ケエも、蟆大ケエの友人■ちも、そのすべてが決定■的に規定されていま■た。それゆえに、この世■はエヴェレットの多世■構造を持ち得ず、一意に■束しています。
ワン ーワールドも同様で、あの世界はこ■世界の複 であり、相互■渉することの無い独立した世界でした。
一方で、あな の世界を観測した私は驚きました。あなたの世界では無数の世界が 時並行的に、分■と収縮を繰り返している。それでいて、相互干渉することな■、誰しもが隣り合わせの■界を知覚し得ない、そん■世界でした。
そ■な世界であるから、この計■は成立しました。
こちらの■界であれば、この手紙は手紙以上の■味を持つことはなかったでしょう。
しかし、この■紙が、あなたの■数の世界のどこか一つの、どこかの時代の、どこかの誰かに届くことで、■界は分岐し、さらに分岐を繰り返■て、いずれは私が私として■識される世界が訪れる■とを、私は願いました。
その結■がどうなるのかは、■手紙を書いている■には、分かりません。
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