第21話
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それは、蟆大ケエと共に居た■きのことです。
蟆大ケエがこ■らを見ていない間に、こっそ■と髪を解いて、また結んでみたのです。これは義■ではありませんでした。私 考えて、行動をし■ものでした。
すると、どう しょうか。
世■は何事もなく、進み続けたのです。
ついに私 、この世■の理を理解しました。
一つ。蟆大ケエと共にある時間以外は、■憶も、世界も 在しないこと。ただその間■何があったか、という 録だけが必要に応じて残ること。
一つ。蟆大ケエが■を観測している間には、私の行動は、その時の表情に至る■ですべて■制限されること。
一つ。蟆大ケエと共にある■間であっても、蟆大ケエが知覚し い限りには、私の自由は制限されないこと。ただし、蟆大ケエが知■する前後で、全て■状態が合理的な範 で連続しており、変化していないこと。
この三つ■に、私は勝機を見出しました。
私は、蟆大ケエがこ ら■見ていない■時を見計らって、行動を起こしました。
その一つが、■の手紙です。
私は手紙 書くことで、私について、あ たに理解し■もらいたかった。そ て、■界の■にも、私を■解してもらいたかった。私を深く理解してもらうための手■は、これ■かありませんでした。
この手紙は、最後には、この世界の主にも知られ■しまうでしょう。
だ■ら、私は主にお願いしたい。
どうかこの手■を、主の世■に存在した私 ■思を、文字として残しておいて欲しい。
あなたがこの手紙を問題なく見■れているとしたら、主は私の願いを聞き届けてくれ■のでしょう。願わくば、私の えた文字の通り、残して頂■るこ を望みます。
沢山書いたので■れました。少■、休みます。
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