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「あのクソガキ……!」

 返転の儀式の責任をイトリが被るかどうかは不明だが、異世界転生者の脱走の責任は間違いなくイトリにある。厳密に言えば牢屋の門番にあるが、イトリとて関係は大いにある。まして、儀式の失敗があったばかりだ。不測の事態があったというのになぜ見張っていなかった、と言われるに決まっている。

 ウォレスとアークレナにそれぞれ城外と街を捜索するように指示を出し、ミルバは城内を探し回る。走って乱れた息の間から、悪態が零れ落ちた。

 ショウの行き先など、何一つ思い浮かばなかった。だが普通に考えれば外に行くはず。わざわざ騎士の多い城内に隠れるとは思いにくい。ただ、一箇所だけ調べておきたい部屋がある。

 一直線にそこに向かい、ミルバは重厚な扉を雑に開けた。つい数時間前にも訪れた返転の儀式を行う部屋だ。

 その部屋の中央、そのまま放置されていた魔法陣の上に一人の青年が立っていた。

「ショウ!」

「あ、ミルバさん」

 ショウは脱走者とは思えないほどのんきに返事をした。慌てて逃げる様子もなく、あまつさえにこりと笑って見せる。拍子抜けしたミルバは、扉に手をついて大きく息を吐いた。ショウから目は離さずに少し息を整える。体力が落ちてきたのは、騎士時代ほど鍛えなくなったからか、それとも歳か。

「牢屋のカギが落ちてたから、つい」

「つい、で脱走されてたまるか」

「えへへ」

 頭をかきながら笑うショウに、ツッコむ気力も失せた。褒めてないからな。

 ショウはミルバが近づいても欠片も警戒する様子はなかった。本当に散歩気分でつい、外に出たというのか。理解のできない行動だが、この青年には昨日から振り回されてばかりで、理解するのも面倒だった。

 ミルバは懐から細い縄を取り出すと、そのまま無言でショウの両手首を縛りあげた。流石のこれにはショウも声を上げる。

「えー! 酷くない!?」

「脱獄囚が何言ってる」

「いやまぁそれを言われると……」

 おら、とショウの手首を縛った縄を引っ張り、ミルバは部屋の外へと歩き出す。縛られたことに文句を言いつつも、さして暴れることもなくショウが斜め後ろをついてくる。

 黒髪黒目の転生者はただでさえ目立つというのに、拘束して連行していれば尚更だ。さっさと城内を抜けようとミルバは早歩きで進む。

「そういえば、鍵が落ちてたとか言ってたな」

「うん。牢屋のカギ。看守の騎士さんが落としたんじゃないかな」

 鍵を落とす、それも牢屋の中から取れる距離に、だと。本当だとすれば門番の職務怠慢にもほどがある。そんなことあり得ないと思うが、ショウがここにいることが何よりの証拠だ。

「ここに来た理由は。帰れると思ったのか?」

「え? ああ、それもちょっとはあったけど……。本気で逃げようと思ったわけじゃないっていうか、何となく、ここから出なきゃ、みたいな気持ちになって」

「……何を言ってるんだお前は」

「おれも分かんない」

 呆れて振り返れば、真横になりそうなほどに首を傾げるショウと目が合う。しかめっ面のミルバに対して、ショウは少し照れながら人好きのする笑顔を浮かべていた。

 黒い瞳が柔らかな弧を描いている。ただ色としての黒、ちょっと珍しいだけの黒。そう分かっているのに、その瞳にまっすぐに見られると自分の心が揺れ動く。こんな美しい瞳を持つ青年を牢屋に放り込むなど、本当にしていいのか。

 ミルバは自分の思考が信じられず、ぐっと眉をしかめてショウに背を向けた。

 返転の儀式の失敗に動揺している。ショウの善人面を真に受けて、絆されそうになっている。そうだ、そうに決まっている。自分が不調なだけだ。今までも、数多の転生者を強制的に送り返してきたじゃないか。この青年だけ躊躇うなどおかしな話だろう。

 自分の考えを振り払うように大股で進む。城を出て牢屋へとまっすぐ歩けば、顔馴染みの門番が片手を上げていた。のんきに軽口を叩いてきたから、皮肉を返して肩を拳で強く叩く。そもそもこいつが油断をしなければこんなことにはなっていないのだ。

 地下への階段は段々と日が差し込まなくなり、まだ昼過ぎだというのに空気も冷たくなっていく。

「ねぇミルバさん」

 二人分の足音の中に、少しばかり覇気のないショウの声が後ろから聞こえた。

「おれ、日本に帰れるよね」

「……さぁな。それは俺の仕事じゃない」

 ミルバは振り返りもしなかった。

 返転の儀式失敗の原因を神官たちが見つけるまで、ショウは牢屋に入れておく。正式にオーランド総騎士団長から命令が下った。イトリもそれに従うまでだ。

 しかし事はそう順調に進まなかった。あれからショウは、何度も脱走を繰り返したのだ。

 そのたびに走り回されるのは当然イトリだった。時に城外で、時に街で、イトリの詰所前にいたことすらある。そのくせ、へらへら笑って素直に捕まるのだ。

「ショウ・クボタァ……!」

「……隊長ってばお怒りだ」

「……黙って働いた方が身のためだぞ」

 丸聞こえのひそひそ話も気にならないほど、ミルバの頭はショウの脱走で占められていた。最初の脱走から次の日もその次の日も、イトリはショウ一人に振り回され続けている。

 看守が鍵を落とした。鍵が朽ちて勝手に開いた。魔法牢へと移しても、なぜか魔道具の魔力が尽きていた。門番はたまたま席を外していたり、牢屋になぜか落ちていた帽子で顔を隠せたり。

 とにかくありとあらゆる幸運がショウに降り注ぎ、彼は簡単に脱走した。不自然なほどに、すべてが彼に味方をしていたのだ。

「もしかしてこれが、チート、というやつでは?」

 イトリの詰所は束の間の昼休息を味わっていた。黒いローブは脱いで、それぞれの椅子の背もたれにかけている。部下二人が横並びに座り、ウォレスの前にミルバというのが定位置だ。

 机の上に並ぶクラブハウスサンドはウォレスのおすすめで、少々値は張るが、一般的な物より肉が多くて食べごたえがある。かつ手軽で、ここ数日走り回ってばかりの男たちには最適な昼食だった。

「あの転生者がよく言ってるやつか?」

 もぐもぐと口の中の物を飲み込みながら、ウォレスが聞き返す。アークレナはクラブハウスサンドを一度皿に置いた。

「以前、転生者に聞いたことがあるんです。チートというのは、別世界で生きていけるように神が与えてくれる能力だと」

「でも、今までの転生者は口だけで、実際そんな特殊能力を持ってる奴なんていなかったじゃん」

「だから俺も信じてはいなかった」

 二人の会話を聞きつつ、ミルバは大口を開けてクラブハウスサンドにかぶりついた。肉の多い見た目に反して、ソースはさっぱりとしているからいくらでも食べられそうだ。

「でも、あの幸運はいくらなんでも不自然だろ」

 まぁな、と相槌を打ち、ウォレスは次の一口を頬張った。その間もアークレナはクラブハウスサンドに手を付けない。彼は食べながら喋ることを良しとしないからだ。

 反対にウォレスは咀嚼しながらうーんと唸り、チートもだけどさ、ともごもご喋る。

「なーに考えてんだろうなぁ。ショウ・クボタは」

 本気で逃げない。捕まってもさしたる抵抗はしない。むしろ嬉しそうにしている。けれど脱走はやめない。ウォレスに疑問に答えられる人間はこの場にいなかった。

 ミルバは水の入ったコップを傾け、最後の一欠片を口へ放り込んだ。ウォレスはあと二口、アークレナに至ってはまだ半分ほど残っている。早いところ食べないと後悔するぞ、と思った矢先、外からバタバタと足音が聞こえた。あれは鎧を着た騎士の足音だ。三人は顔を見合わせ、三者三様にため息をついた。

「仕事だ」

 ミルバは立ち上がり、椅子にかけていた黒いローブをざっくりとまとう。クラブハウスサンドを咥えて立ち上がるウォレスと、食べることを諦めたアークレナもあとに続く。外の騎士が扉をノックする前に、こちらが先に中から扉を開けた。

「次から牢屋ん中で飯食います?」

「良い提案だ。お前はそうするといい」

「街の方探してきまーす」

 棒読みでそう言い捨て、ウォレスは街へと走って行く。アークレナのじっとりとした視線が、あいつアホだな、と語っていた。

 アークレナにはひとまず城や詰所の周りを任せ、ミルバも街の方へと走る。最近は城内や城の近くにいることはなくなったから、街中にいる可能性の方が高い。この前の脱走では空き地で子どもたちと遊んでおり、あの時は流石に殴ろうかと思った。残念ながら、今回はその空き地にはいなかったが。

 あてもなく探し回るのは効率が悪いが、あてがないのだから仕方がない。おそらく街中はウォレスが探しているだろうから、街の端から中へと攻めていくか。そう考えていたミルバの目に飛び込んできたのは、騎士が鎧を鳴らして小走りで街中を突っ切る姿だった。白銀の鎧の上から、左腕に青の腕章をしてる。

 青の腕章をした騎士は、街の中と外を隔てる壁の警備を担当している門番だ。つまり、現在門番がいない箇所がある。そしてミルバはあの騎士の担当場所を知っている。数日前に自分がそこを通ったからだ。

 ミルバは舌打ち一つ、一直線に駆け出した。目指す場所は最初にショウを見つけた丘、魔物のうろつく街の外だ。

 あの丘は外ではあるが、街にも近くそこまで強い魔物がいる場所ではない。それでも、魔物除けも武器防具もなく一人で街の外に出るなど危険すぎる。そしてふと思う。そもそもショウは、魔物の恐ろしさをほとんど知らないのではないか。前の転生者が、魔物のことを空想の存在だと信じていたことを思い出した。

 ミルバは急いで丘を駆け上る。てっぺんまでたどり着けば、あの時と同じようにショウがそこで腰を抜かしていた。数日前と違うのは、ショウの眼前の迫るのがミルバの剣ではなく魔物の爪だということ。

「伏せろッ!」

 剣を引き抜きながら鋭く叫ぶ。その声で我に返ったのか、ショウは両腕で頭を庇いつつその場で丸まった。もはや見慣れた黒い頭の上を剣が滑りぬけていく。そのままの勢いを保ち、ミルバの振るう剣は魔物の顔を横一線に切り裂いた。痛みに叫ぶ魔物の悲鳴が耳に刺さる。

 だがまだだ、攻撃が浅い。

 ミルバはショウを後ろに庇うように前に出ると、剣を構えて魔物を見据えた。ここら一帯によくいる、濃いオレンジ色の毛を持つ狼に似た魔物だ。顔からぼたぼたと血を流しながら、魔物はミルバを噛み殺そうと大きく顎を開いて迫る。

 避ければ後ろのショウが死ぬ。ならばミルバに取れる選択は前のみ。ミルバは手の中で剣を転がすように地面と水平に持ち変えると、開いた口内めがけて強く突きだした。舌を切り裂き喉を貫き、さしもの魔物もそこで息絶えた。

 ミルバは魔物の体を足で押さえて剣を引き抜く。ぶんと一度振って血を払うと、鞘に戻して後ろを振り向いた。ショウは頭から両腕をおそるおそる下ろしていく。まん丸く見開かれた黒い瞳が、放心した様子でミルバをぼんやりと見上げていた。

「死にたいのかクソガキ!」

 眉を吊り上げ、ミルバはショウを怒鳴りつけた。真正面から怒号を叩きつけられたショウが、びくりと小さく肩を揺らす。

 それでも頭の片隅で、どうせこいつはへらへら笑うのだろうと思っていた。だが現実は違っていた。

 ぼろり、と大粒の涙が黒い瞳から零れ落ちた。堰を切ったようにぼろぼろと涙が溢れる。大量の涙が頬を伝って、ショウの服と地面に染み込んでいく。

「え」

 予想外の展開に、ミルバの口から情けない一言が漏れた。

 ショウの眉がぎゅっと寄せられる。うぇ、と鼻水交じりの嗚咽。黒い瞳が強く閉じられ涙が流れ出ていく。そしてショウは、子どものようにわんわんと声を上げて泣き出した。

「ちょ、待っ、おい」

 次にパニックを起こしたのはミルバだ。泣きじゃくるショウにどうしていいか分からず、おろおろしながらとりあえずそばにしゃがみこむ。

 人を慰めるなんて慣れていない不器用な男だ。何と声をかけていいのか、皆目検討もつかない。ひとまず落ち着かせるのが先かと、ミルバは正面からショウに手を伸ばした。

「父さん……母さん……」

 だがその手がショウの肩や背中に触れることはなかつた。

 当たり前の話だ。突然異世界へ転生し、その時の記憶もなく、帰れると言われたのに帰れず、牢屋に入れられ、見たこともない魔物に殺されかけた。

 心が破裂しないわけがない。混乱して泣いて、親しい者に助けを求める。ごく普通の人間の行動だ。違法転生者であろうと、彼もミルバと同じ人間である。そんな当たり前のことすら気にしなかったのかと、ミルバはぐっと唇を噛み締めた。

 ぐすぐす泣くショウを見ていると、ふと思い出すことがある。自分も子どものころに同じような目にあったなと。あの時魔物から助けてくれた騎士の顔も、かけてくれた言葉も、撫でてくれた手も未だに覚えている。

 ミルバはこんな時、どういった言葉をかければいいのか分からない。だが間違った言葉をかけてしまったことは分かる。だからまず、それを言い直すことにした。

「怒鳴って悪かった」

 努めて丁寧にゆっくりと喋りかける。そっと背中をさすれば、しゃっくりに合わせて掌が揺れた。

「怖かったな。怪我はないか?」

 ショウは両手で乱暴に涙を拭うが、次から次へと溢れるそれはちっとも止まらない。けれど嗚咽混じりではあったが、ショウはうんとか細い声で返事をし、こくこくと何度も小さく頷いた。

 そうしてショウが落ち着くまで、ミルバはずっとそばにいて、背中を優しくさすり続けた。やがてしゃっくりは少なくなり、涙は服にシミを作るほどではなくなる。

「牢屋にいると」

 ずびずびと鼻を啜りつつ、ショウはぽつりと喋り始めた。ミルバは背中をさすることをやめて、横並びに座り込んだ。

「なんか、外に出なきゃって気持ちになって。足の裏がそわそわするような、おしりがむずむずするような……。よく分かんないんだけど、誰かに怒られてる気がして」

 相変わらず意味が分からないが、喉元まででかかった否定の言葉は飲み込んだ。今は静かに話を聞くべきだ。

「すごく不安で怖くなって。それで外に出たんだけど、ここのこと何も知らないし、どこ行ったらいいかも分かんないし」

「だから捕まると妙に嬉しそうだったのか」

「うん。迎えに来てくれた気がした」

 ありがとう、と真っ赤に充血した目でショウが笑う。迎えなどと言うと、まるで親と子や先生と生徒のように感じてしまう。騎士と違法転生者では、牢屋に入れる側と入れられる側の関係性なのだが、ひょっとして忘れてないだろうか。

 だがおそらく、ショウが転生してから一番言葉を交わした相手はミルバだ。例えそれが牢屋にぶち込んだ相手でも、顔と名前を知っている相手というものは一種の安心感がある。

「ねぇ、ミルバさん。おれ、何で日本に帰れなかったの?」

 ショウはミルバをまっすぐ見据えながら問いかける。背を向けることはできない。

「……あの時おこなったのは、返転の儀式というものだ。詳しい仕組みは俺も知らないが、神官たちはいつもその儀式で転生者を送り返していた。お前の儀式が上手くいなかった理由は分からん。調査待ちだ」

「ふぅん」

 意外にもショウの返事はそっけないものだった。だが反対に口元は緩み切っている。自分が帰れなかった理由は不明だというのに、何をにやにやしているのだ。ミルバの怪訝な表情に気づいたのか、ショウは更ににぱっと笑う。

「ほら、この前ミルバさんに聞いたときは『さぁな』としか言ってくれなかったから。ちゃんと理由言ってくれて嬉しいなって。それにしても、返転の儀式ってすごいね。この世界って魔法とかもあるんでしょ? 火とか水とか出せる? 空飛べたりする? おれが牢屋にいた時の魔法でかかってたカギもキレイだったなぁ。ねぇミルバさんは魔法使えないの?」

「うるせぇな」

 それだけ喋れる元気が出てきたなら大丈夫か。これまでは鬱陶しいだけだったショウの言葉の雪崩も、今ばかりは耳障りでなかった。ミルバが呆れたようにふっと笑えば、ショウが黒い目を丸くする。そしてこれ以上ないくらい驚いたかのように、ぽつりと言うのだ。

「……ミルバさんって笑うんだ」

「おいこらクソガキ」

 ど直球の無礼には流石に突っ込んだ。たはっ、と後ろからも失礼な笑い声。

 二人揃って振り向けば、ウォレスとアークレナがそれぞれ両手に飲み物を持って歩いてきていた。ウォレスご自慢の美しい髪の毛が風に遊ばれている。ミルバが疑問を口にする前に、それを察したアークレナが喋りだす。

「少し前に俺たちもここに来たのですが、取り込み中のようでしたので」

「空気の読めるオレたちは、こうして気を利かせたってわけです」

 アークレナが両手に持ったコップをミルバとショウに差し出す。彼らは当たり前のように四つ買っていた。

「あの、おれも貰っていいの?」

 一応牢屋に入れられる側という自覚はあるらしい。ショウはおずおずと尋ねるが、アークレナは早く受け取れと言わんばかりにコップを再度突き付けた。中身が揺れて、湯気はふわりと消えていく。艶めく黒い液体は街の露店で買えるコーヒーだ。豆のいい匂いが鼻腔をくすぐる。

「今更返品もできないから」

「じゃあ、ありがとう。……コーヒーってこっちにもあるんだ」

 慌てて受け取ったショウは、コップの中身を少し眺めてから傾ける。ぎぇ、という情けない声としかめられた眉。どうやらクソガキには苦かったようだ。ミルバは鼻で笑い飛ばし、飲み慣れたコーヒーを喉に流し込む。

「それで、どうします?」

 ウォレスからコーヒーを受け取りながら、アークレナが問いかける。ミルバはそれに視線だけを返した。そうだな、と小さく呟き、もう一度コーヒーを傾ける。

 どうする、とは勿論ショウの処遇だ。二人が話をどこまで聞いていたかは知らないが、チートの件もあるし、また牢屋に放り込んでもいたちごっこと分かっている。ミルバは少し考え、そして部下を見上げた。ただしその相手は質問をしてきたアークレナではない。

「ウォレス。やはりあれは良い提案だ」

「はい?」

 美味そうにコーヒーを飲んでいたウォレスが目を点にした。

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