2章-1【計画1】

僕とルナはよく死生観についてはなした。

死生観って言ってもな死についてのイメージは

病気、怪我、事故、他殺等の外部からのイメージしか無かった。

僕は別に生きていたくは無いしいつ死んでもいいとはいいとは思ってるけど自殺願望がある訳ではなかった。

でもルナは違った

「私はできる事ならすぐにでも死にたい」

っていつも言ってた

「でもいざそうしようとしてもやっぱり怖いって思っちゃって体が動かない」

「死に方なら私は薬、飛び降り、首吊りどれでもいいと思ってた

でも1人は怖い…」

そう言って彼女は泣いた

ぼくは簡単には

『じゃあ一緒に死んであげるよ』

とは言えずただ

「わかるよ…」

そういうのが精一杯だった

もし『一緒にしんであげるよ』

この時にそう言ってたらもしかしたらなにか変わっていたのだろうかとも考える

いや多分何も変わらない

僕達の歯車はもう動いていたのだから

お互いを支え合うようにゆっくりとそして1つづつ確実に歩みは始まっていた。

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