第12話
ラバースリーピングバッグの二重の真空パックから一度、朋子を解放するがラバースーツにバイブは見当たらない。
もしやと思い、赤いラバーマスクを外すと出てきたのは、黒いノッペラボウ。
つまり、黒いラバースーツの上に重ね着していたのだ。
どおりで体が熱く、いつもより早く逝ってしまう訳だと思った。
一旦マスクを脱いだ朋子の顔は汗だく、濡れた髪を拭いてやりながら、キスをしてそのまま押し倒す。
ラバーの香りのする顔を舐めてやると、朋子は嬉しそうにそれを受け入れた。
しばらく、戯れあった後、朋子は水分補給をしてから、赤いラバースーツを脱いで浴室へと向かった。
途中、俺の方を振り返り「練習続けるよね?」と笑顔で聞いてきたので俺は頷いた。
まだ、ラバープレイは続く。
朋子が浴室へ行っている間に、ベッドの上にバキュームベッドを用意し、カツオの着ぐるみも用意した。
俺は赤いラバースーツとマスク、それに黒のラバーマスクを持ってリビングへ移動した。
リビングで待っていると、朋子が浴室から戻ってきた。
黒いラバースーツを肩出しトップスのようにした状態で。
「どう、汗抜けた?」「うん!」
朋子はラバープレイでスーツ内に溜まった汗を肩出しトップスのようにしてから湯舟の中で、両足を上げて背中倒立の状態にして排出する。
もちろん、湯舟に湯は張っていない。
「どうする、少し休憩してからにする?」
体の濡れたところをバスタオルで拭きながらソファーに座る朋子。
「うん!そうする」
そう言うと、ラバースーツを腰まで脱いで、バスタオルを肩に羽織った。
ラバーの黒と朋子の白い肌のコントラストでより肌が綺麗に見える。
バスタオルの隙間から見える形のいいおっぱいの谷間とその先のピンク色の乳首に目がいって仕方ない。
そんな俺に朋子は寄りかかってきた。
「少し疲れたかも」
そう言うと寝息を立て始めた。
しばらくはそのまま、テレビを眺めていたが、熟睡したようで呼吸の間隔が変わる。
俺は朋子をソファーへ寝かせると、タオルケットをかけて、準備の続きを始めた。
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