第12話 大歓迎?俺はそんなに・・・

そして、俺はその日の内に王国内に入る事にした。


「じゃあ、レイラ中に行こうか!」


「うん、じゃあ行こう・・・てか、僕思ったんだけど、桜はどうするの?」


そう言うと、桜は


「私は大丈夫ですよ!この家は私の1部なので、丸ごと私が取り込むことが出来ますので」


と言ってきたので、そうか!となって、俺達は外に出ると、桜は家を収納?と言うか融合?した。


「「いや!その収納の仕方キモ!」」


「だって仕方ないじゃないですか!!私はカッコイイ管理方法しならいですし」


と言ってきた。

その時、俺は気が付かなかったが、なんか懐かしい感じがしてた。


「まあいいか!それじゃあ!中に入る・・・」


その時、凄いスピードで突っ込んで来る人達が目の前に居た。


「なっなんだ!!」


そして、彼らは皆同じように


「お帰りなさい!!ジュリアナ様!!」


と言う声が聞こえて来た。

その後、俺達は皆に手を引かれ、少し日が暮れた国の中に入った。


そして、ここから宴会が行われた。


「てか!なんでこうなった!!と言うか俺が神聖樹ジュリアナだったの思い出したの最近なんだが!!」


と言うととある女性がやって来て、やっぱりと言い語り出した。


「やっぱり、貴方はジュリアナ様だったんですね!」


そう言った後、俺がその者の顔を見ると・・・


「おっ!お前は!!」


そこには、昔から変わらないたった一人の女性が居た。


「はい!ジュリアナ様!私は貴方に永遠の命を頂いたティ二ーです。」


そして、ティニーに話を聞いて行くと、なんとティニーはなんとこの国の初代国王になっていた。


「私はジュリアナ様を見て、ジュリアナ様みたいな強さは無いですが、その代わりに貴方の優しさを皆に伝える為に頑張りました!

ジュリアナ様!」


と言ってきたので、気になってた事と、伝えたい事を言った。


「というか、今の俺は、ジュリアナと言う名前では無いし、様はいらない

それに、君の優しさを俺は誰よりも知ってるはずだぞ?」


そう言うと、ティニーはこう言った。


「嬉しいです、ジュリアナ様て今はジュリアナ様では無いのですよね?

では、今のお名前は何ですか?」


と聞いてきたので、レイラが付けてくれた名前、ジュマを名乗ると


「ジュマ・・・ジュマですね!

では、ジュマ様今後ともよろしく・・・

あっ!様はいらなかったですね」


シュンと言う文字が似合う顔をして、なんか可愛かったが、そんな顔をさせたくて言った訳では無いので、俺は続けてこう言った。


「はぁ〜仕方ないなぁ〜

ティニー、お前には、様付けを許そう」


そう言うと、パァ〜と明るい顔をして俺の顔を見て


「ジュリアナ様!いえ、ジュマ様!ありがとうございます!」


と言ってきたので、頭を撫でてやった。


すると・・・・


「「王様「「ズルい!!」」」」


と皆声を合せたように全員でズルいと言い放った。

するとティニーは


「ハッハッハ!どうだ!私はジュマ様に頭を撫でてもらったぞ!

どうだ羨ましかろう!!」


とメッチャ煽るように言って、なんかティニーの子供だった時を思い出した。


『ハッハッハ!羨ましかろ!私はジュリアナ様に撫でて貰ってんだぞ!』


『フッ!私だって撫でてもらったし!』


『そっ!それは聞いてない!!いつ撫でてもらった!!』


あ〜!やっぱり俺は皆が大好きだったんだ・・・


とわかった。


そして、やっぱり皆に会いたいなと思って、俺は無性に皆に会いたくなった。


その後、

「ジュマ様!私は他の皆にジュマ様がこの国に着いたことを連絡しないと行けないので少し席を外しますね!」


とティニーが離れていった。


そして、ティニーが離れて行っても宴会はまだまだ続き、なんと5日目に突入する勢いだったので


「おい!皆!こんなに宴会して大丈夫か?」


と言うと、皆それえてこう言った。


「「「そんな事より、私達はジュマ様と一緒に居たいんです!」」」


そう言ってきたので、なんかしんみりさせられた。


「でも、仕事しないと食材が無くなるぞ!」


しかし、その返しが少し思ってたのとは違って


「大丈夫ですよ!ジュマ様、食材の備蓄は20年は大丈夫なぐらい毎日生産出来ているので」


と言ってきたので、俺は見せてもらうことにした。


そこには


「ゴーレムか!」


昔、俺が人をサポートするために作っていたゴーレムに似たゴーレムが何十体と居た。


「はい、このゴーレム達は私達民達の魔力の一部を使って動かしており、この国のゴーレム達は止まることがありませんので、大丈夫ですよ!」


と言ってきた。


そして、俺は気が付いた。


「もしかして、俺が力を与えた彼が」


と言うと、今まで話してた彼女は、頭を左右に振り否定してきた。


「いえ、その方の子孫に当たる、メリアと言う女の人ですね」


と言ってきたので、メリアと言う名前で、誰の子孫なのか分かった。


「あ〜!アイツらの子孫か!」


そして、俺はこの国に長く居たらと少し思った。

しかし、その瞬間俺はある事に気が付いた。


「てか、子孫なら俺の事知らないんじゃない?」


と言った瞬間に、ティニーが飛んでやって来ていた。


「ジュマ様!!

なんの話ししてたんですか?」


そう言ってきたので、さっきの話をしてみて、今思ったことを話すと


「あ〜!その事ですか!

それは気にしなくていいですよ!

この国では、皆読める絵本という物があって、その絵本に昔話として、ジュマ様の話が有るんですよ!」


と言ってきた。


そして、それを見せてもらう為に俺達は図書館に行った。


そこには沢山の子供達がいた。


「この本は私が読んでるの!!」


「いや、私が読む!!」


「いや、僕が読む!」


「コラ!皆で仲良く読みなさい!!」


「「「はぁーい!」」」


という事で、皆んなで読んでるのを見て


なんか温かい気持ちになった。


しかし

「あっ!今あの子達が読んでるね!」


と言われて、メッチャ恥ずかしくなった。


「はぁ?マジか!スッゲー恥ずかしいわ!」


そう言うと、子供達がコッチを見てきた。


「えっ?もしかして、この場所に戻って来たと言う、ジュリアナ様?」


「えっ?本当?」


「マジか!」


と子供達が言って集まってくると

俺は子供たちに話してあげることにした。

俺のいや、ジュリアナの本当の昔話を

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