淡々とした断罪劇

感情の起伏に乏しい主人公が浮気女と間男を淡々と問い詰め、そして追い詰めていく復讐劇。

浮気された事に対して事実を受け入れ冷静に、それでいて冷徹に断罪していくタイプの主人公ってざまぁモノでも少数派だと思うのですが、本作の場合はその中でも群を抜いて突き抜けたキャラになっている様な。

主人公の冷静な対応が逆に怖さをじわじわと感じさせてくれる演出になっている、そんな印象の作品でした。

浮気をする側の感情について抱いた疑問を当事者二人に対して淡々と問い詰めるシーンが特に印象的。

浮気女と間男の後日談を読んでみたい。