第2話 その2

こちらも、少し汚いお話が含まれます。お気をつけ下さい。


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テレビ。それは子供も大人も影響を受けるもの。

子供のころはテレビを見て、アイドルなんてものに憧れたものです。


子供同士で〇〇ちゃんの真似。なんて言ってエアーマイクを持って踊り、歌う。

確かにあのころ、たとえ道路の真ん中でも、わたしたちにとってはそこがステージだった。そこにはスポットライトが当たっているような錯覚をしていたと思います。


しかしながら、子供。アイドルの真似して歌っていても、いきなり、すり替わり、アニメソングになることも多々ありました。


あのころ、よく歌っていたアニメソングは、ドラゴンボールでした。鳥山明先生の世界的な有名作品です。


そう、あの歌です。

「♪つかもうぜ ♪ドラゴンボール」

って曲です。


わたしはよく大きな声で歌っていたものです。


間違っているとも知らずに。


いや、いや、まぁまぁ。わたしだけかもしれませんが、子供って歌詞をあまり見ないで耳で聞いて、歌うことあるじゃないですか。アイドルの曲もよく、聞き間違いをしていて、大人になってからこんな歌詞だったのかぁって発見することがあります。


ああ、。鳥山明先生、まっこと申し訳ありません。

わたし、とんでもない間違いで歌ってました。


「♪この世は ♪でっかい宝島

♪そうさ今こそ♪」


「アドベン じょぅぅぅぅう」


──便所。

 そらもう、大声で、便所、便所、便所、便所。言ってたのです。


──ああああああ。汚い。


母がよく

「アドベンチャー。だってば」

と言っていましたが、頑なに拒否。

「アド便所だってば。そう聞こえるもん」

言い張りました。


子供のころのお話です。許してやってあげてください。

小話の黒歴史でした。




そして、令和6年3月に亡くなった鳥山明先生。子供のころドラゴンボールは夢中になって見た作品でした。子供の夢や希望を与えて下さった先生。本当にありがとうございます。心からの御冥福をお祈りします。

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