応援コメント

満月の夜の湖で。/桜庭ミオ への簡単な感想」への応援コメント


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    ほえーと思いながら読ませて頂きました。
    作品を読んでくださって、丁寧な感想も書いてくださって、ありがとうございます。

    わたしは七歳から俳句を書いて、八歳から短歌を書き、
    同じころに詩を知って、詩の方が文字数が多いから好きに書けるし、
    俳句も短歌も学校で応募をしたら受賞したので、詩も賞が欲しかったのです。
    そして町の小冊子に載りましたが。

    10歳から、少女向けの小説雑誌に詩を応募していて、
    同じころからその雑誌に、小説も応募し始めたと思うのですけれど、
    一番自由で楽しいのは詩で、
    でも、詩集は売れないとか編集者さんに言われたりもして。
    それでもやっぱり詩が好きなので、
    今でも詩は書いているのですけれど。

    わたしが書く詩は、心のことか、この作品のような自然やファンタジーで。

    今回は、方角企画なので、
    詩としてではなく、南の方角作品として、
    何か書けたらいいなぁと最初に思ったのです。

    基本的に自分の中にある、好きな世界しか表現できないと言いますか、
    降りてくるイメージのほとんどは、ご縁のある神社の神様にいつもお願いしているので、
    わたし好みなものが多くて、
    今回も、好きな世界だったのですが、
    いつもとは違う書き方を意識してみたのです。

    同じ書き方だと、コメントに詩だと書く方がいるだろうなと思いまして。
    違っても、詩だと書く方がいらっしゃいましたし、
    詩なんだろうな(言葉としては)、と思いました。

    わたしは基本的に、物語は生き物だと考えています。
    物語という言葉でまとめなくても、作品は生きている。そう感じているのです。

    できるだけ、頭で考えずに、浮かんだ世界を
    そのまま書けると楽しくて、気持ちが良いのですが、
    毎回、そのまま書ける、というわけではなく。
    自分の感覚で、そのまま書けた時は、とても満足したりします。

    植物も生きていますし(外で植物を見たら話しかけています。動物でもですが)、自然を書いたとしても、それは生きていると思いながら書くと言いますか、
    「世界は素晴らしい、世界は美しい」
    と思いながら、
    外を歩いたりするのです(田舎なので、自然が多いのです)。

    それぐらいに世界を、自然を愛しているので、
    自然だとしても、愛を込めています。

    生命力を感じてくださったこと、とてもうれしく思います。

    方角は北西なのですね。ほほうと思いました。

    あと、妖精は、たまに見るので、よく書いています。

    作者からの返信

    喜んでくださったようで良かったです。

    「作品は生きている」というのは、「作品は変化する」とか「作品の感じ方は人それぞれ」を生物になぞらえて表現したものではなく、そのままの意味で作品は生きていることを伝える言葉ですね。
    動物は生きている、植物は生きている、と同じ温度感で、作品は生きていると。

    桜庭さんがそういう価値観を持たれていることは素晴らしいことと思います。
    し、それをもっともっと作品として輝かせることができれば、もっともっと素晴らしい作品が書けるだろうと思います。
    桜庭さんが言葉を紡ぐだけで作品は生きていますが、作品を生き生きと輝かせられるかどうかは桜庭さんの紡ぎ方次第ですから。