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2024年4月12日 02:22 編集済
こんばんは。作品を読んでくださって、感想を書いてくださって、ありがとうございました。北西だったのですね。書いている時は北西だと思っていたのですが、公開した後、コメントを頂いた後は、北北西だと思っていたので、いつも通りなのだなと勝手に思っていたのです。でも、龍に乗って飛ぶのを書いてないので、北西になっていたのだなとか、理解しました。いつものパターンだと、いつも通りだなという気持ちもあり、いつもと違う、を目指してみたかったのです。最初は、窓が開いた時に、満月が見えるのも書いたのです。ふわっとした感じの伏線? ではありますが、春の嵐の後なので、分厚い雲間から満月が覗くシーンを書いていたのですが、なんか、上手い描写ができなくて。元々、作品を書く時に、自分好みの美しい描写をすることを一番大切にしているというか、色とか、雨とか風とか月とか花などの自然を書きたいと思っているのです。でも、今回はなんだかうまくいかなくて、花は夜ですし、主人公視点では家の中からは見えないので、香りだけになりました。そういうのも好きなので。そういうことを考えると、わたしにとっての一番の面白みは自然の美しさ、ということになるような気がします。動物の可愛らしさを書くことも好きなのですが。一番最初に浮かんでいた、龍に乗って空を飛ぶシーンも、満月があれば美しいと思うのですが、わたしの中ではよくあるイメージで、空を飛ぶシーンは何度か書いている気がするな、くらいな感じなのです。新しさがないのもあるし、北北西になりそうで、いつもと違うことを書きたいという気持ちを、大切にしてみたのです。>「わたし」にとってりゅうさんとはどういう存在なのか、どうして「わたし」にとってりゅうさんはそういう存在なのか、こういう半径の狭い規模感でりゅうさんに言及する。この角度だと「わたし」が深掘りされるようになるので物語が動かない作品でも一定の映えが出るのではないかと期待します。し、桜庭さんの得意分野のはずです。うーむ、たぶん、思春期の子なら、主人公の内面が深く書きやすいと思うのです。この子は幼すぎて、あまりわたしとは合わないと言いますか。繊細な感情がまだないと言いますか、言葉を知らない、言葉にできないのかもしれないのですけれど、まだ、内面はあまり書けない、年齢なのです。と、感想を読みながら思い出しました。わたしがこの子の内面を深く理解していない、入れないだけなのかもしれませんが。わたしが一番、キャラに入りやすいと言いますか、心を書きやすいのは思春期なのです。なんてことを思いましたが、今回は、難しいなと、読ませて頂きながら感じたので、またじっくりと、読ませて頂こうと思います。追記思春期の女の子主人公で、自然な自分らしい作品を書き始めました。現代ドラマの普通な話です。わたしの中では。たぶん、北北西になりそうですが、方角企画は四作遊んで、いろいろな方角を楽しんだので、五作目は、楽に自然にあるがままな感じで、楽しもうと思います。自分色だと楽しいというよりも、梅雨な感じになる気がしますけれどね。雰囲気的に。
作者からの返信
桜庭さんは自然の美しい描写を書くのがご自身の持ち味だと考えられている。しかし本作は夜の部屋を舞台にしているのでこれを表現するのが難しく、香り程度になっている。夜の部屋であったって、自然の美しさを描写していいんですよ。それは何か工夫して部屋の中に自然を出現させようということではなく、自然が見えなくたって自然を表現していいということです。見えないものは描写してはならない、なんて決まりはありませんから。作品が作品として美しければ何でもいい。夜の部屋には自然の香りだけしかないなら、それを膨らませて自然の美しさを表現してもいいでしょうし。さすがに真北なら違和感が出てしまうかもしれませんが、ある程度西に傾けばそんなことをわざわざ気にする必要もないと思います。また「わたし」を掘り下げるとは、繊細な感情を書きましょうと決まったわけでもありません。深掘り=内面描写、ということでもありませんし。繊細な感情を抱かない幼い子であっても心はありますし、人生はあるし、生活はある。ではどうすれば「わたし」という存在を言葉で伝えることができるのか。これも考えてみられると、より世界が深まるんじゃないかなと思います。桜庭さんが思春期の人物の繊細な心情を描くのが得意で好きなのは、もちろん知っていますよ。もちろんどういう作品を書いていくのは、桜庭さん次第ですけどね。
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こんばんは。
作品を読んでくださって、感想を書いてくださって、ありがとうございました。
北西だったのですね。書いている時は北西だと思っていたのですが、
公開した後、コメントを頂いた後は、北北西だと思っていたので、
いつも通りなのだなと勝手に思っていたのです。
でも、龍に乗って飛ぶのを書いてないので、北西になっていたのだなとか、理解しました。
いつものパターンだと、いつも通りだなという気持ちもあり、
いつもと違う、を目指してみたかったのです。
最初は、窓が開いた時に、満月が見えるのも書いたのです。
ふわっとした感じの伏線? ではありますが、
春の嵐の後なので、分厚い雲間から満月が覗くシーンを書いていたのですが、
なんか、上手い描写ができなくて。
元々、作品を書く時に、自分好みの美しい描写をすることを一番大切にしているというか、
色とか、雨とか風とか月とか花などの自然を書きたいと思っているのです。
でも、今回はなんだかうまくいかなくて、花は夜ですし、主人公視点では家の中からは見えないので、香りだけになりました。そういうのも好きなので。
そういうことを考えると、わたしにとっての一番の面白みは自然の美しさ、ということになるような気がします。動物の可愛らしさを書くことも好きなのですが。
一番最初に浮かんでいた、龍に乗って空を飛ぶシーンも、満月があれば美しいと思うのですが、
わたしの中ではよくあるイメージで、空を飛ぶシーンは何度か書いている気がするな、くらいな感じなのです。
新しさがないのもあるし、北北西になりそうで、
いつもと違うことを書きたいという気持ちを、大切にしてみたのです。
>「わたし」にとってりゅうさんとはどういう存在なのか、どうして「わたし」にとってりゅうさんはそういう存在なのか、こういう半径の狭い規模感でりゅうさんに言及する。この角度だと「わたし」が深掘りされるようになるので物語が動かない作品でも一定の映えが出るのではないかと期待します。し、桜庭さんの得意分野のはずです。
うーむ、たぶん、思春期の子なら、主人公の内面が深く書きやすいと思うのです。
この子は幼すぎて、あまりわたしとは合わないと言いますか。
繊細な感情がまだないと言いますか、言葉を知らない、言葉にできないのかもしれないのですけれど、
まだ、内面はあまり書けない、年齢なのです。
と、感想を読みながら思い出しました。
わたしがこの子の内面を深く理解していない、入れないだけなのかもしれませんが。
わたしが一番、キャラに入りやすいと言いますか、心を書きやすいのは思春期なのです。
なんてことを思いましたが、今回は、難しいなと、読ませて頂きながら感じたので、
またじっくりと、読ませて頂こうと思います。
追記
思春期の女の子主人公で、自然な自分らしい作品を書き始めました。現代ドラマの普通な話です。わたしの中では。
たぶん、北北西になりそうですが、方角企画は四作遊んで、いろいろな方角を楽しんだので、
五作目は、楽に自然にあるがままな感じで、楽しもうと思います。
自分色だと楽しいというよりも、梅雨な感じになる気がしますけれどね。雰囲気的に。
作者からの返信
桜庭さんは自然の美しい描写を書くのがご自身の持ち味だと考えられている。
しかし本作は夜の部屋を舞台にしているのでこれを表現するのが難しく、香り程度になっている。
夜の部屋であったって、自然の美しさを描写していいんですよ。
それは何か工夫して部屋の中に自然を出現させようということではなく、自然が見えなくたって自然を表現していいということです。
見えないものは描写してはならない、なんて決まりはありませんから。作品が作品として美しければ何でもいい。
夜の部屋には自然の香りだけしかないなら、それを膨らませて自然の美しさを表現してもいいでしょうし。
さすがに真北なら違和感が出てしまうかもしれませんが、ある程度西に傾けばそんなことをわざわざ気にする必要もないと思います。
また「わたし」を掘り下げるとは、繊細な感情を書きましょうと決まったわけでもありません。深掘り=内面描写、ということでもありませんし。
繊細な感情を抱かない幼い子であっても心はありますし、人生はあるし、生活はある。
ではどうすれば「わたし」という存在を言葉で伝えることができるのか。
これも考えてみられると、より世界が深まるんじゃないかなと思います。
桜庭さんが思春期の人物の繊細な心情を描くのが得意で好きなのは、もちろん知っていますよ。
もちろんどういう作品を書いていくのは、桜庭さん次第ですけどね。