第7話 悪霊

 私が夜更かししていると、たまに両親の寝室から母の声が聞こえてくる。

「おとうさん!(祖父) ごめんなさい!」

私の夢であろうか?

 時には歌を母が寝室で歌う時がある。

 母は悪夢を私と同じく見ているのだろう。


 近所の人が月に一回来るようになった。

 周囲の人が私の不可解さに気がついてきた。

 それでも、両親は全く無反応である。


 スマホの支店へ母と行きました。

 そこで、スマホの買い替えの時に転居の話をすると、そこは家賃込みで三食でる場所だった。 


 隣に座っている母が、


「転居しても、あんたの金は絶対人に貸すなよ」

「転居しても、ご飯が一杯食べれないのよ。いつもお腹を空かしているんだよ」


 

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