第2話 ルーティンの後にすること
さて、ご飯も食べ終わったし……やるか……
そう思い、僕は一人で考える。(ここから妄想である)
〜ピーンポーン〜
「はーい!」
たぶん陸兄はインターホンに出たんだろう。
「!!ことねぇ!おかえりぃ。」
インターホンを見るとそこには湖兎音さんがいる。
きっと定時で帰れたんだろう。
陸兄ちゃんは御主人様が帰って来るのを待っているチワワのように出迎えた。
「ただいま。陸さん。」
「おかえり!今日の晩御飯はね、ピーマンの肉詰めだよ!」
「わかった。」
「湖兎音。ご飯にする??お風呂にする??それとも俺??」
そんな甘酸っぱいセリフを吐くことだろう。陸兄ちゃんならすることだろう。
湖兎音さんは恥ずかしそうにしながらきっとちゃんと答えるんだろう。
「ご飯食べて、一緒にお風呂に入って陸さんにする。」
って感じで。
うわァ………なってそうで怖い。
そう思い僕は日記をまとめたのだった。
明日か、明後日にまた陸兄ちゃんの家に行こう。
そう思い、僕は眠りについた。
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