退廃的で薄暗くて、それでいて何処か安らかな雰囲気に浸っていたい

店員さんと25番さんの纏う退廃的で曇り空の夜道の様なぼんやりとした光の中を歩く、独特な空気感に満ちた作品。
少しずつ、少しずつ決定的に戻れない所まで引き込まれる店員さんと、暗がりで目を細める蛇の様な25番さん。
この2人が果ては何処へ向かうのか。気になって目が離せない作品。
個人的にカクヨムで1番好きな作品です。