第269話 そして今年も、クリスマス。

昭和のクリスマスの甘くもなく遠い記憶 

ジャミングメモリーズ


あの丘の上でも住宅地でもやっとったな。

クリスマス会と称する、世にも意味を問う気にもなれんお楽しみ会。

ちっともお楽しみじゃなかったわ。


終戦直後からおられたベテラン保母さん、なんかホザいとったな。

いつか結婚して家庭をもって子どもがができたら、

子どもたちにもそんな楽しみを与えてやれるような、

そんな親になって欲しいとか何とか。


日本国憲法には信教の自由がある。

いちいちクリスマスと称した特定宗教の機嫌取りなどできるか!


そんないっときのその場限りの目クラマシなどしてドースンネン!

そもそも、人に道示してなんぼの商売やろが、ボケ!

あ、それができんからそういう馬鹿騒ぎにかこつけて、

騒ぐべくして騒ぐってわけだな。

要は、生物的な親にしかなれん雑魚の寝言戯言か。


はい、論破! 

というより、論破の値打もないわ、こんなもん。


かくして酔っ払いさんは、年末の仕事をしっかりやっております。

ひとつ余計なゴミがないだけ、業務が進むそうです。

寂しくないのか、って?

くだらん質問をするな。

というか、寝言は寝て言え!


はい、これ以上の問答は無用!

ってか?


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る