第268話 クリスマスイブ、らしいで。

クリスマスイブ、らしいで。


なんか知らんけど、

大昔の宗教のセクトのおっさんの誕生日や。

ホンマやどうやら知らんが、明日らしいわ。

わしゃークリスチャンちゃうから、知らん。

まして、そのオッサンの誕生日の前日とか。

くっだらんことで騒ぐべくして騒ぎよって。

もう人間の所業じゃねえな、こんなもんは。


まあ、ええ、まあ、ええ。

ただただ、何かにかこつけてお楽しみしたいだけやろ。

商売人が儲けるだけやで、ホンマ。

でも、学習塾も不動産屋もクルマ屋さんも官公庁も、

いちいちそんなことで売上の高めようもないで。

クリスマス祝分の家賃や月謝なんか、もらえるわけもなかろうが。

神に無事故安全を祈る車検を、とか。

世界平和のために祈るためのクリスマス祝賀税とか。

そんなことやったら、特定宗教の助長に今度こそ、なるで。


もうええわ。

クリスマスイブくらいで、ガタガタ騒ぐな!

低能がまた沸いて出て、静かに酒も飲めんわ。

とりあえず、静かにいつものように酒、飲ませておくれ。


クリスマス会?

誰がするか、ボケ!

~ 自由の森で、もうこりごりや。

 アホラシくもねえ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る