第240話 誰もうわさしとらん
ヘックション!
思わずくしゃみをしてしまった。
そういえば、くしゃみをすると誰かが噂しているという。
「あ、誰かうわさしとるわ」
近くにいた6歳年上のおねえさんが一言。
「だれもうわさしとらん」
あちゃー。
ひっでえこというおばさんじゃ。
何かの折に一言。
別に危機が迫ったわけでもない。
何かの話の合間に出た一言。
「助けてくれぇ~」
またも、あのおねえさんに聞かれてしまった。
「だれもたすけん」
残念でした。
ってか?
自由の森に三行半をつきつけ、
二部学生で昼間働いていたころの一コマでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます