第229話 維新の果ては、ここ!

そして、自らを維新し続けるワタクシ!


とは言ってみたものの、これは私だけ特別!

なんて話ではない。だれもが、そうなのですよ。

人間、いずれは死ぬ。こればかりは、例外は一切ない。

もっとも、その「死ぬ」という言葉の定義をどうとらえるか。

そこには、議論の余地が残るけどね。


 死してなお生きる


そんな言葉もないわけじゃなかろう。

物理的・生命的に死ぬことは、確かにこれは例外なく訪れます。

人助けすべく、70歳を超えてなお全国を行脚していた人がいた。

この人は永遠にこの世に生き続けるのではないかと思えるほどに。

だけど、その方は70代半ばにしてこの世を去った。

そりゃあ、その御年でそんなムチャされたら、死んじゃうよと、

関係各位を通してその方のご活躍を知っていた私は思ったよ。

でもさ、その人の作った会社も人助けの理念も、

今もってあちこちで生きていることは間違いない。

さて、その人は本当に死んだと言えるか?


そういう大きな意味での匙加減ってのは、あります。

だけど、それをもってしても、この世での生命としての命は、限りある。

つまり、例外なく誰もが、死を迎える日が来るということだ。

遅かれ、早かれ。


その日まで、電脳爆撃を通して世に問うべきを問うていく。

そこが維新の果てと言えば、そうかもしれぬ。

とにかくこの電脳爆撃を継続し尽くすこと。

それが、ワタクシの使命なのであります。

押忍!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る