第228話 そして、維新の果てに
維新の果てには、何があるのであろう。
無論、爆撃されていることすらわからぬ者共に分かるわけもない。
別におまえらなんかに分かってもらう必要は、ない。
問題は、その爆撃を実施している方なのかもしれんな。
あ、それ、わしやねん。
ばれたか。
ばれたら、しょうがない。
そりゃあ、一応戦争計画はちゃんとあるよ。
それにしたがって、電脳爆撃をしていることは確かである。
だけどな、その先のことなんか、わしゃ、実はわからんのよ。
わし自身がどうなるか、相手がどうなっているかも。
ま、相手のことは、知ったこっちゃないからいいとしても、
それでもあんた自身は問題だろうが、
ってか?
ま、まあな。
わからんものは、わからん。
そもそも「戦争」なんて、そんなものじゃないかな?
戦争に限らず、人の一生自体、そんなものそのもの!
ってか?
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